山や高低差のある物件を預かることが多いのですが、
現地を見る前に、ネットである程度の地形を把握できますよ。
山の土地は実際に現地を訪れると、
「思っていたよりも使える面積が小さかった」
とがっかりすることがよくあるはずです。
そんな残念な気持ちになる案内を少しでも減らしたいので、
見学前にある程度の地形を把握することを推奨します。
以下は、その足掛かりになる情報です。
●地形図、航空写真
当WEBサイトでは、高低差のある物件は等高線の入った地形図や
航空写真をダウンロード出来るようにしています。
等高線は5m毎と2m毎のパターンが多いのですが、私は図面の右下に
「※等高線は高低差5mを表す」というような表現を記載しています。
地形図は縮尺がないのと土地の境界線(筆線)がないので少し不便です。
航空写真はその点をクリアしています。役所の税務課で誰でも買えます。
窓口で等高線を入れてくださいとリクエストすると入れてもらえます。
等高線入り航空写真の実例
●地理院地図、沖縄県地図情報システム
ネットで「地理院地図」や「沖縄県地図情報システム」を検索して触ってみてください。
等高線の入った地図が見られます。
やんばるだと地理院地図で1970年代の航空写真を見ることが出来ます。
東京・大阪は戦時中の航空写真が見られます。
●グーグルアース
地形を知りたいならグーグルアースが最強です。
初期設定では2D(平面)で地図が現れますが、右下の3D(立体)をクリックすると、
下のような立体的な土地の姿が見られます。
大まかに地形を把握するならこれが一番です。
◆個人的に一番好きな機能が、マウスのカーソル(矢印)の位置の標高が出るところです。
画像の★マークの位置がカーソルを合わせたところですが、画面の右下に標高が記載されています。
精度を100%信頼しているわけではありませんが、大まかな地形を知るのには十分な機能です。