景色の良い高台の土地を買うのが好きな馴染みのお客様が複数名いらっしゃいます。
いずれも見事に防災無線のスピーカーが至近距離にあります。
スピーカー活用の主目的は災害時に避難を呼びかけるものなので爆音です。
動作確認のために多くは朝7時、お昼12時、17時の定時チャイムが鳴ります。
また、公民館や役場からのお知らせが不定期であります。
景色が良いということは、眼下に障害物がないということ。
そこから音を出せば広く遠くまで届きやすいですね。
そりゃあ公共のスピーカーを置きたくなります。
やんばるで育った人はスピーカーの音は慣れたものというか、しょうがないという一種の諦めのような感覚があると思います。
しかし、本土の都市部から来た人にとっては、爆音で迷惑なモノという認識でしかないでしょう。
せっかく景色が良くて静かな環境かと思ったら毎日爆音を聞かされる・・・という感じで物件を買った後に爆音に気付くパターンもあると思います。買う人も不動産営業の人もご用心ください。
◆スピーカーは公共の建物や公園、電柱にあります。一カ所に3個ぐらい固まっているパターンが多いです。できれば音が鳴る正午を狙って見学した方がいいと思います。
↑ 5個!これは多い方です。
↑ 3個・・・スタンダードなタイプ。
↑ 1個・・・これは気付きにくいパターンです。
【余談】
私の実家は山に囲まれた盆地で、爆音がこだまする環境で育ったので慣れています。
近所の犬たちが放送に反応して、遠吠えをする光景は微笑ましいものがあります。
朝は目覚まし時計代わりにもなるので悪いことばかりではありませんよ。