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時は金なり

10月下旬ぐらいからずっと忙しくしています。ありがたいことに飯は食えていますが、相変わらず余裕のある売上が伴うものではありません・・・私が独立する理由の一つだった介護と仕事の両立が、2031年頃スタートを想定していましたが、5年ぐらい早まるかもという感じに今なっています。正直、今の悪戦苦闘しながらの仕事では介護と両立できません。

そんなこともあるので、もう仕事量を減らしてリスクを取っていく方向へ舵きりしようと考えています。リスクを取って時間を確保するという考えです。怖いですけど残された時間もあまりないので思い切ってやるしかないです。

日常生活や仕事で時間短縮するためにいろいろやっていますが、個人的に有効なものを以下に書いてみます。参考になるかは分かりませんが、考えがフィットすれば時短になります。社会性やチャンス等いろいろ失うかもしれませんが、時間を得るために何かを失うことは避けられないのではないでしょうか。すべてのことに対して敏感・丁寧を貫くと時間が足りません。些末なことに追われて何も成し遂げられないまま人生が終わってしまいます。選択肢を取捨選択して些末なことには鈍感・雑に対応していくことも必要なのではないでしょうか。行動の選択肢は無限、時間は有限ですから。

 

●一日の流れをルーティン化

早起きして犬の散歩

8時頃から仕事

朝食兼昼食5分

17時までに仕事を終わらせる

犬の散歩

シャワー&洗濯

食事

犬とべったりくっついてネットサーフィン・読書

22時までに就寝

 

一日の大まかな流れをこんな感じにしています。仕事内容の流動性が激しく、一日の流れが読めない分、大まかな流れは固定しています。仕事以外の流れをルーティン化して認知資源の消耗を極力回避できれば、そのリソースを仕事に充てられます。

 

●速乾性の服を着る

1日2~3回シャワーを浴びるので毎日洗濯しています。今の時代は速乾性の服で溢れていますから、これを活用しない手はありません。夜に洗濯して室内干しにしても翌朝には乾いています。TシャツはNIKEのDri-FITがおすすめです。仕事の時はインナーで、自宅で過ごすときも着ています。5枚を2年ぐらいヘビーローテーションしていますが、洗濯ネットに入れなくても首周りのヘタレが無いのでかなり丈夫です。服の数を大分減らせてクローゼットのスペースが空くことも合理的です。

 

●食事は補給、休息は大事

必要な栄養と腹を満たすことだけを考えています。美味しいものを食べたい欲はありますが、忙しい仕事の前では優先度はかなり低くなります。2010年から朝食と昼食のどちらかを抜いて1日2食にしています。それでも気を抜くと脂肪が増えます。きちんと3食たべなさいという人もいますが、私にとっては明らかにカロリー過多です。朝食兼昼食は5分程度で済ませているので、一般的なお昼休憩はありません。お昼休憩を省略した分、17時までに仕事を終えるようにしています。早く帰宅して休息をしっかり取るのを意識しています。今でも年に何度かありますが、朝から晩まで強度の高い仕事をしていると翌日は使い物になりません。42歳の体には休息が必要です。夜はちゃんとしたものを食べています。腹が満たされると感覚的に睡眠の質が上がります。

 

●飲み会・食事は断る

食事は前記の考えなのでお誘いがあっても極力行かないようにしています。飲み会参加はコロナが流行ってからは年に5度ぐらいです。本土から帰郷中の友人からの誘いなら会うようにしています。残りの人生であと10回も会うことないだろうなと考えると会った方がいいです。仕事に繫がるかもという淡い期待をもった飲み会への参加は皆無です。しっかり休息を取って仕事のパフォーマンスを上げることの方が大事です。若い頃から飲み会の場は好きですが、酒自体は美味しいと思えません。みんな酒を飲むのがカッコイイと思ってやせ我慢して飲んでいるのではと今でも少し疑っています。運転できなくなって行動の選択肢が狭まるし翌日にダメージを残すとか非合理の塊です。

 

●パシリは断固拒否

20代の頃は一緒に働いていた先輩から「いいように使われていないか?」とよく気にかけてもらいました。今でもよくその言葉を思い出します。パシリは自分の時間を誰かに捧げることですので、見返りが期待できないものなら断固拒否で問題ないと考えます。見返りの要らない関係性なら誰かのために何かをやるというのはアリです。私のような一人で仕事をしている人間にとって時間を奪われるというのは、生きる手段を奪われるのと同義です。こっちも生きるのに必死なので付き合いが悪いと言われようが年上から嫌われようが強い意思をもってパシリを拒否します。それぐらいのハートがないと誰かに時間を奪われっぱなしで何も成し遂げられないまま人生が終わってしまいます。

 

●メール対応はしない

以前にも記事にしましたが、ネット広告からの問い合わせメール欄を廃止しています。記録を残したいとか、話すのが苦手、どんな人か知らないからとか理由があるのかも知れませんが、メールコミュニケーションは時間がかかるので仕事が前に進みません。電話で3分話したら完結することがメールだと数日かかることも珍しくありません。相手にするだけ無駄と決めつけて、メール問い合わせ欄を廃止しました。そもそもが不信ベースからくるコミュニケーション方法だと思うので、時間をかけて不信を取り払う努力をするよりも、私を信用していただけるお客様のために時間を使った方が成果もありますし私の気分もいいです。

 

●物件紹介ページの内容を充実させる

ブログっぽい記事の書き方で写真を多めに掲載、留意点の記載を多めにしています。記事を読んでいただいたうえでの会話は商談の短縮化が期待できます。ある意味、営業トークを夜でも雨の日でも24時間やってくれています。物件資料をダウンロード出来るようにしているので、資料請求のメールを送る必要もありません。本当に顧客へ紹介するか分からない某イケイケ客付業者からの資料請求電話も、「ホームページからダウンロードしてください」の一言で解決できます。

 

●営業電話10秒ルール

仕事とは関係のない営業電話(通信系、広告媒体等が多い)は電話を取ってから10秒以内に切るようにしています。営業電話は最初の5秒で判断できることが多いです。「代表者の方はいらっしゃいますか?」というセリフは無駄な営業電話だと決めつけています。「営業の電話だったらごめんなさい、必要が無いので電話切りますね、ごめんなさい(一方的に電話を切る)」この方法で解決できます。これを人前でやると笑われるのですが、ずいぶん失礼な電話の切り方と思われているかも知れません。私が営業マンなら、散々営業トークさせて断るお客さんよりも一瞬で終わらせてくれる人の方が有難いです。そういう営業マンは片っ端から電話をかけまくっているわけですから、即断られても次の名簿の会社へ淡々と電話するだけです。

 

●賃貸はやらない

賃貸は細かい手数の積み重ね、管理物件数のボリュームで勝負する世界なので、一人で営業する私には向いていません。あと、理不尽なことが多過ぎるのも非効率です。

 

●木造建売は触らない

建売業者さんに土地を買っていただくことがありますが、いわゆる「専任返し」は受けていません。現地見学会で丸一日拘束は無理です。他の仕事が出来なくなりますから。あとは、木造建売を客付けするのが上手い業者さんがいくつかありますから、そういった業者さんと競うのは消耗戦になるので回避しています。

 

●専任物件は預からない

専任物件を預かるのが正義な世界ですが、私は極力専任を回避しています。やんばるは売地や庭付きの一戸建てが多いので、草刈り等の管理が大変です。2週間に1度の報告義務については私は意味が無いと思っています。常に40件ぐらい売物件を預かっていますが、すべて専任だと比率的に1日に3件は報告書を作成しなければなりません。そこに割く時間は馬鹿に出来ません。専任媒介は、基本的に売主のメリットが無いケースが多いです。一般媒介で2~3社に任せた方がいいと助言しています。そもそも専任を受けたくなるような激アツ物件は広告を出す前に既存顧客で即決まりますから、一般媒介だろうが専任媒介だろうが私には関係がありません。