賃貸の営業マン時代は浴びるように物件のメール問い合わせに対応してきました。
営業マンの入れ替わりの激しい業界なので多くの営業マンのメール返答を見てきて、
客層の違う3つの街で経験しましたが、傾向は一致しています。
返答しても半分以上は無視されます。次につながることは少ないです。
売買は名護でしか経験していませんが、売買でもそうです。
あの手この手を試しましたが、私には攻略できませんでした。
これはメールが一方通行的なツールなので、そのようなコミュニケーションを選択した以上、
あまり不動産屋とコミュニケーションを取りたくない(警戒している)層なのでしょう。
あとは、タイムラグがあるツールなので、熱が冷めたり、他の物件に目移りするのかと思います。
これはメールの性質上しょうがないのかなと思います。
しかし、ただ一人だけ驚異的な返答率を誇る営業マンがいました。
入社して最初の2カ月間成約が出来なかった後輩でしたが、
メール返答はどんどん返ってくる不思議な人物でした。
その文体は、言葉選びがすごく丁寧なのですが、何を言っているのかよく分からない感じでしたよ(笑)
あと特徴的なのが、改行をしないということ。読むのに難儀しました。
試しに彼の文体を真似てメール返信したら、一発目でお客様から返答が来て驚きました。
しかし、その後は続かず・・・
そのとき私は諦めました。情報量を多くしても、思いを込めて言葉を選んでも、
塩対応風にしても、チャラい系の返答にしても、あの手この手を尽くした結果、返答率は変わりませんでした。
諦めて他に力を入れた方が業務効率と精神的にもいいと判断しました。
丁寧に返信しても無視されまくっていたら、モチベーションが下がります。
以上のことから、私のメール返答は極力シンプルにしています。
冷たい印象を受けるかも知れませんが、
読みやすさと効率を考えています。
その代わり、返答スピードは早いと思います。
手が空いていたらすぐに返しています。
あと、当ホームページの物件情報をお読みになってからお問い合わせいただけると
物件について一定の情報を得たうえでの話になるので、
やり取りがスムーズかと思います。
留意点を記載していますので、お問い合わせの前に是非お読みになってください。
物件概要書・公図等もダウンロードできるようにしています。
◆開業してからまだトラブルはありませんが、
メール問い合わせについては、すべて返信・電話をしています。
私からの返信メールが届いていなければ、お客様のフィルター設定で
弾かれている可能性が無いかをご確認くださいませ。
問い合わせメールに記載されているお客様の携帯電話へこちらから電話をしても
出ない場合は、ショートメッセージに連絡を入れています。