6月になってあたりから、売買物件への問い合わせが増えています。
ワクチン接種が始まってコロナ禍のゴールが見えてきたからの動きなのでしょうか。
休日も含めて毎日、大宜味・東・今帰仁のどこかへご案内へ行っています。
最近もあったのですが、物件の価格が高いと購入検討者から指摘され
私が責められることがあります。
取引態様が「売主」となっている物件以外は、
不動産業者が高く売る動機はありませんよ。
あくまでも「仲介」なので。
取引態様が「専任」「一般」「仲介」「媒介」「専属専任」となっていれば
全ていわゆる「仲介」となります。
売出価格は「売主」が決めるものです。
仲介業者の私としては、売出価格は安い方が成約率が高まって儲かります。
個別案件で見れば成約価格が高い方が当社の手数料収入も増えはしますが、成約率が下がります。
不動産仲介の事業全体で見れば、成約価格が安くなって個別の手数料収入が減っても
成約させていった方が当社の利益がしっかり残りますし、経験値も積めますし、
成約数が増えるとリピーターとなる方と出会う期待値が高くなりますし、
別のお客様をご紹介いただく確率も上がりますし、とにかく成約させることはいいことずくめなんです。
私はお手頃感のある物件を多数紹介したいですよ。仲介して利益を出さないといけないので。
ちなみに、私が売主に売出価格(案)を提示する際は、
①相場の価格
②成約まで時間がかかるかも知れないが、じっくり待てば決まるであろう価格
を提示して、どちらかを選んでもらっています。
早く売りたい場合は相場より安い価格で売出すようにアドバイスしますよ。