去年独立してからイレギュラーな案件が多いです。
これは偶然でしょうか(›´ω`‹ )
その都度、調べながらスムーズに取引が出来るように解決・お手伝いをしています。
宅建士の資格の勉強では登場しない事柄が多いです。
例えば・・・
●とある免許取得の流れを調べる
→事業系の不動産購入時の融資条件が、その事業に必要な免許の取得だった場合、
取引の全体像を把握するために免許取得の流れを調べます。
本来買主で調べることではありますが、任せっきりではなく、自分でも裏取りします。
免許取得に思っていた以上に時間がかかった場合、契約締結時に決めた引渡し期日よりも大幅に遅れかねません。
そうするとこちらのマネジメントの責任を問われかねません。
●売地にある所有者不明のお墓の改葬
→売ろうとしている土地に所有者不明のお墓があるケースです。
明らかに放置されて荒れているお墓があるのですが、
勝手に移動することが出来ません。
しかし、きちんと段階を踏めば改葬の手続きが可能です。
ただ・・・時間が1年以上かかります。
●認可地縁団体の不動産所有を確定する手続き
→認可地縁団体(字のこと)の管理している不動産であるが、所有権が明確でないケースがあります。
こういう場合は自治体に協力してもらい3カ月間の公告等を行うことによって解決できることがあります。
こんな感じで、きっと一生勉強することになると思います。
本来不動産業者が調べる義務にはならない事柄にあまり深入りすると、
ミスしたときにこちらの責任を問われかねないので、そこは用心しながらやっています。
一番は当事者と一緒に確認しながら事を進めるのがいいですね。
やる義務のないことに首を突っ込むことでリスクを背負うし、心配事も増えて難儀しますが、
いろいろ知識を得られる楽しみもあります。
取引リスクが大きい案件・解決が厳しい理不尽な案件のご相談は泣く泣く断ることになります・・・
しかし、何らかのアドバイスが出来るかも知れませんので、他の不動産屋に断られた案件がありましたらご相談ください。