私は1981(昭和56)年生まれ、松坂世代の1歳下です。北部の不動産営業マンで年の近い先輩(1~5歳上ぐらい)が極端に少ない現象・・・これはおそらく、就職氷河期の影響がかなり響いていると思います。
この頃は建設・土木業者が多数倒産しました。仕事がありませんから、季節労働に行く人が多く、そのまま本土から帰って来ない人も。営業マンとして経験を積めた人が少なかったのは、私からすればライバルが少ないのでラッキーだった半面、背中を追える年の近い先輩が少なかった点はマイナスだったという思いもあります。
今は若手が一気に増え、経営者も年下が増えてきました。チャンスの世代間格差は残酷だと思いますが、その時の状況に応じてそれぞれの場所で、自分が正しいと思う道を歩むしかありません。
●余談1
2005~2010年頃は、東京で行った同級生忘年会よりも、年明けに名護で行われた高校同窓会の方が参加者が少なかったです。それだけ多くの人が地元に定着できなかった状況がありました。
●余談2
上の高校同窓会は私が幹事でしたが、お金が無いから行けないと言う人も多かったです(参加したくない口実だった人もいたかも知れませんが)。一次会は参加できても二次会はお金が無いから・・・と言う人もそこそこいて、あまりにも悲しかったので私が自腹を切って二次会会場へ連れて行きました。それぞれの経済状況を思うとただただ悲しかったです。
●余談3
不動産屋での給料よりも、高校時代のバイトの方が手取りが多かった先輩がいました。あんな状況で社員が定着できるわけがありませんよ。今では待遇がだいぶ改善されたようですけど。