最近、本土の方から山の問い合わせがそこそこあるのですが、皆さんインフラがないことを想定していないですね(広告内の説明を読まない人が多い・・・)。都市部で生きてきた方にはなかなか想像がつかないと思います。山に道・電気・水道が無いのは当たり前、もし整備されていたら先人に感謝しましょう。
山だと起伏が激しい地形が大半なので、いわゆる「がけ条例」に対応するために想定外の出費が出たなんて話もあります。ちゃんとした不動産屋を見極めて仲介に入れた方がいいですよ。
あと、名護市と本部町は建築基準法の接道義務があります。基本的な考えとして、幅員4m以上の道路に敷地が2m以上接していないと建築が出来ません。人里離れた静かな環境に憧れるのは分かりますが、周囲を見渡して建築物が無ければ、何らかの建築制限があることを疑った方がいいです。
以前に田舎の土地探しの留意点をまとめています。よかったら下の記事を読んでみてください。
田舎の土地探しあるある
(余談)
あと数十年したら国力が相当落ちて田舎のインフラ維持が厳しいものになることを、私は想定しています(一部の本土では既にその段階に入っていて、沖縄はまだ恵まれている状況)。山で生活することは、他責思考だったり誰かに依存してたら必ず限界が来ます。行政やインフラ企業を当てにせず、自分でいろいろ解決できる人に向いています。