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アニマルスピリッツ

ツイッターで話題となっていた本を読んでいます。

徳成旨亮さんの【CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋】という本です。

まだ1/4しか読んでいませんが、既に充分に意味のある読書となっています。

本の冒頭で語られている「アニマルスピリッツ」という言葉に強く反応しました。

 

(引用)

“ケインズによれば、アニマルスピリッツとは、

「実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意」を意味します。

海外の投資家たちは、日本の社会全体や企業経営から血気と活力が衰えている、

つまり「アニマルスピリッツ」が日本経済から失われていると見ているのです。”

 

去年1月から売り上げの流れが悪いので、2週間ほど前から営業方針をテコ入れしている中で、

このアニマルスピリッツという言葉に触れたことは、私の闘志を喚起しました。

 

22歳の頃に宮台真司さんの「野獣系でいこう!!」という本を読んで、

なんて面白くて熱量のある人なんだろうと、宮台さんの本を片っ端から読みまくったことを思い出しました。

就職してからも私はいつも「野獣になれ」と心の中でつぶやいていました。

私は素の状態は草食系なので、野獣性を意識していかないと何も掴めない人間になると考えていました。

合理性の貫徹は非合理な情動を前提とする!

 

それを思い出しただけでも徳成さんの本を読んだ価値がありました。

読んでいない箇所があと3/4残っているので、まだまだ読み進めるのが楽しみです。

 

うちの野獣は今日も元気にしています!

外角低めのストレート

台風時は仕事にならないのと、いま壁にぶち当たっていることもあり、

いっぱい本を読みました。

現状打破のヒントになりそうな文といくつか出会えて、

自分の原点を見つめ直す機会が持てました。

 

野村克也さんの著作「野村ノート」で紹介されていた

外角低めへのストレートのことを「原点」と呼んでいる

という話。

キレのあるストレートを外角低めへしっかり投げることが出来れば

そうは打たれないという、ピッチングの基本のことです。

不動産屋としての「外角低めのストレートに相当することは何か」ということを考えていました。

 

①やるべきことをやる → 物件掘り起し、物件を世に広める(広告)

②自分の強みを活かす → 留意点を見抜く、集中力の持続(没頭力)、一人で活動することの優位性

③期待値に賭ける → 胆力

 

①②はいつも考えていることではありますが、

③の胆力が揺らいでいました。

人事を尽くして天命を待ちましょう。

 

最近は売り上げがダメダメです。

事業系を中心に物件のラインナップは充実してきていますが、

広告不可が多くて泣きそうです(›´ω`‹ )

 

事業系物件を探している方がいらっしゃいましたら、

「こんな物件ある?」とか「変な物件があったら教えて」とか、

気軽に聞いてみてください。 → TEL 0980-43-7458

私の読書について

定期的に読書をしたくなる衝動に駆られますよね。

 

私の読書量はここ15年ぐらいは年間5~10冊程度ですが、

22~23歳の頃は何かに憑かれたかのように毎日欠かさず本を読んでいて、

持ち歩いていました。毎日本屋へ行って文庫本を買い漁っていました。

書棚に並ぶ背表紙といつもにらめっこしていたので、新しく追加された本はすぐに分かりました。

 

しかし、読んだ本の内容を思い出せと言われると99%以上思い出すことが出来ません。

あれほど読み漁って感銘を受けたはずなのに。

ある時期から記憶力が無いことに絶望し、開き直りました。

「得るものが一つでもあればラッキー」ぐらいの感覚で本を読んでいます。

 

私の場合、本を読みたいときというのは大体は停滞した状況を打破したいときです。

かつての過剰な読書体験は、やりたいことが明確ではなく、

今後の人生への不安を埋め合わせるための衝動だったと思います。

営業マンになってからは、どうやって稼ぐかとか、どうやって人生をクリアしていくか、

という実益を意識したものに変化しました。

 

その時にどこにアンテナを張っているかで、読書の質が変わってきますね。

22~23歳の頃は何を読んでも人生の指針となるヒントを得ようとしていましたから、

その本のジャンルが何であろうと私にとっては「自己啓発本」でした。

営業マンになってからは、何を読んでも「営業指南書・経営本」となっています。

 

昔の同僚に、何でも下ネタに変換する強烈な人がいました。

どんな話題でも下ネタに変えて笑いを取る人物です。

朝から晩までずっとです。

そのキャラ設定に無理があったのか、入社してすぐに辞めましたけど。

短い間でしたが、私は彼の振舞いに読書の真髄を見ました。

彼からすれば何でも目的遂行の材料となったわけです。

 

もっと記憶力があればとか、読解力があればとか、

一を聞いて十を知ることができればとか思いますが、

私の読書はこんな感じです。

 

それでは、停滞気味の現状を打破するために読書してきます(完)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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