ツイッターで話題となっていた本を読んでいます。
徳成旨亮さんの【CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋】という本です。
まだ1/4しか読んでいませんが、既に充分に意味のある読書となっています。
本の冒頭で語られている「アニマルスピリッツ」という言葉に強く反応しました。
(引用)
“ケインズによれば、アニマルスピリッツとは、
「実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意」を意味します。
海外の投資家たちは、日本の社会全体や企業経営から血気と活力が衰えている、
つまり「アニマルスピリッツ」が日本経済から失われていると見ているのです。”
去年1月から売り上げの流れが悪いので、2週間ほど前から営業方針をテコ入れしている中で、
このアニマルスピリッツという言葉に触れたことは、私の闘志を喚起しました。
22歳の頃に宮台真司さんの「野獣系でいこう!!」という本を読んで、
なんて面白くて熱量のある人なんだろうと、宮台さんの本を片っ端から読みまくったことを思い出しました。
就職してからも私はいつも「野獣になれ」と心の中でつぶやいていました。
私は素の状態は草食系なので、野獣性を意識していかないと何も掴めない人間になると考えていました。
合理性の貫徹は非合理な情動を前提とする!
それを思い出しただけでも徳成さんの本を読んだ価値がありました。
読んでいない箇所があと3/4残っているので、まだまだ読み進めるのが楽しみです。
うちの野獣は今日も元気にしています!