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紹介

この仕事をやっていると、〇〇の業者を紹介してくれない?と言われることがあります。

私は、近年は紹介するのをやめています。紹介してトラブルになったという話は私の耳に入っていないので、これまで順調だったと思います。しかし、私の関わりのない取引において、顧客側から出る文句と業者側から出る文句をそれぞれ聞く機会が多いので、紹介した責任を問われても困るなと思って、関わらないのが一番だと考えました。紹介が有機的につながって私の仕事にも恩恵があるかも知れませんが、そんな淡い期待は切り捨てます。紹介先に紹介料を私から要求したこともありませんし、私の売上において大勢には影響がないと考えています。

 

これまでずっと、値切ってくる人には絶対に誰も紹介しないと決めていました。紹介した先でも値切り交渉するなら、紹介先に迷惑がかかるし、こっちの顔もつぶされますので。

 

ちなみに、土地家屋調査士・司法書士・行政書士などの独占業務をしている方は紹介することがあります。独占業務ですから、その人を頼るしかありませんからね。値切り交渉があっても、大体みなさん忙しくされていますから、うちはできませんねで終わるのではないでしょうか。

活動再開

レミオロメンが14年ぶりに活動再開ですか!20代の思い出がいろいろ甦ります。

2005年に都内の会社に就職して、その年の冬に粉雪が大ヒットしました。あの頃友人らと遊んだり当時の彼女とデートした思い出が、レミオロメンの曲と紐づいています。あれから20年。思い返すと失敗と後悔だらけの人生で胸が締め付けられる思いをしています。それでもたぶん、明日の朝起きたら前を向いて行動していると思います。

下の動画は「恋の予感から」のPVです。ファッションやガラケー、街並みから2000年代のにおいを感じます。世間ではあまり語られませんが、名曲だと思います。

 

沖縄は狭い

今日は朝から那覇の親戚に会いに行ってきました。親戚宅に着くと驚きました。6~7年前にお世話になったお客様の自宅の隣でした。やんばるでも滅多にないのに、人口の多い那覇でピンポイントで隣ですから、すごい確率だと思います。親戚とはいえ私が幼い頃に一度だけ行ったことのある家で、場所は全く覚えていませんでした。こんなことあるんですね。

沖縄の結婚式は300人規模、多い時は500人集まるようなこともあります。大体の場合において、意外な知り合いと遭遇します。お互いが新婦の友人だったとか、相手側の身内に取引先の方がいたなんてこともありました。沖縄は狭いですね。初めて会う方にどこどこの出身と聞くと、〇〇先輩知ってる?等と聞くと大体知っていて一気に距離が縮まりますね。

こういう繋がりを有機的に結び付けられると仕事が増えそうなので、あちこちに顔を出すべきですよね。私は夜の外出を控えていて飲み会にも滅多に参加しませんが、その代わり土日も朝早くから動いています。年に3回ぐらい日曜日の8時台に今から一緒にコーヒーどう?と誘ってくださるお客様もいるので、そんな感じでぜひ誘っていただけたらと思います。

 

(余談1)

沖縄と千葉の管理会社にそれぞれ勤めていましたが、悪態をつく人の割合は沖縄の方が圧倒的に少ないです。ミスや弱みに付け入って金銭を要求してくる人間も沖縄では経験がありません。やはり、どこかで繋がっている感がある沖縄では、相手に無茶な要求や悪いことをやろうと思ってもブレーキがかかるのでしょうね。※千葉の大半の方は親切な方です

 

(余談2)

やっかいな隣接地主に困っていたところ、その人が絶対に逆らえない怖い先輩を連れてきたら解決したという事例もあります。私はやったことはありませんが、最終手段はそういう手もあるかと感心しました。沖縄は狭いです。理不尽な要求や悪態をつくのはやめて仲良くしましょう。

 

属人的な仕事

事務所を移転して3カ月近くになりますが、集客においては移転効果がまだありません。しかし、不思議なことに国頭村・大宜味村・東村の仕事が立て続けに入っています。紹介・リピーター・知人からの依頼なので、移転したことは関係が無いですね。成約しないと売上にはならないので、成約できるように行動をします。

 

あと、相変わらず一筋縄ではいかない取引が連発しています。ドラゴンボールの敵キャラのように年々難度がインフレ化しています。なんかおかしくないですか?(笑)何かに導かれているとしか思えません。それでも、chatGPTを駆使して解決のヒントを得ているので、こちらの処理能力も上がっています。そんな都合よくAIがすべてを解決なんて出来ないので、結局のところは自分の経験則や知識、体力、根性、運、誰かの手助けなどの合わせ技で突破しています。権利関係や境界等がシンプルな新築の木造建売住宅だけを仲介した方が効率的ではと思いはしますが、しません!それが解決系の仕事に重点を置いた仲介業者としての矜持ですよ。

断水

導水管の破裂で中南部を中心に断水になりそうとのこと。インフラの老朽化がインパクトの強い形で露呈したのではないでしょうか。日本の人口が減少していく中でどのようにインフラを維持していくのかが気になっています。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6560068

 

賃貸管理会社の方々はクレーム対応がありそうですね・・・

今回のケースは導水管なので、賃貸物件固有の問題ではないとは言え、それでも入居者から電話がかかってくるでしょうね。導水管が復旧しないと給水(一般家庭への供給)も復旧しないと説明すると大体の方は納得してもらえますが、ごく一部の人は「水を買ってこい」とか「家賃を払わない」なんて言う人もいますけどね。東日本大震災の時に液状化現象が起きた地域に勤めていたので、そんな嫌な経験をしました。

 

停電の時も入居者から電話がありますね。夜であれば説明がしやすいです。

 ①周囲一帯が真っ暗なら地域一帯の問題

 ②住んでいるアパートだけが真っ暗ならアパート固有の問題

 ③自分の部屋だけが真っ暗なら部屋固有の問題

大体は①が原因です。今では沖縄電力のホームページで停電情報がリアルタイムで見られますから、便利になりました。今の時代は大半の方はスマホを持っていますから、自分で情報にアクセスできる分、賃貸管理会社の負担も一定の軽減はあるかも知れませんね。

 

私は理不尽なことを言ってくる人が許せないので賃貸管理はもう無理です。忍耐強さ、度量の広さ、大胆不敵、こういった性質を兼ね備えていないと続かない仕事だと思います。賃貸管理会社で働く方々のことを本当に尊敬しています。

国頭村の不動産屋

事務所を国頭村に移転したばかりなので、「 国頭村 不動産屋 」でググっても当社が上位に表示されることはありません。上位表示に持っていくために最近はブログ更新を多めにしていましたが、面倒くさくなってきました。これまで通り自分の気分次第で更新します。何かネットにアップするときは国頭村の不動産屋と連呼した方がいいですかね。

 

(余談)

不動産屋のブログって続かないことが多いのですが、私は5年続いています。これは私のしょぼい優位性の一つです。何でも続けていると強みになります。AIで書かれたであろう記事を目にすることが多い昨今ですが、私はすべて自分の言葉で書いています。書き殴りに近いので読みづらい文体かも知れませんが、熱が伝わるのではないでしょうか。by 国頭村の不動産屋

AI × 裏取りする力 × 経験則

同業者と話していると、AIを活用していない営業マンがまだまだ多い印象です。

知識ゼロのことを調べるときは、ある程度AIの回答を参考にして自分で裏取りする方法が時間短縮になって有効です。堂々とガセネタを言ってくるので注意が必要ですが、その辺は経験則だったり法律のバランス感覚(基本的人権の尊重・平等主義から導き出す感覚)、裏取りする忍耐力(←これが一番個人差が大きいと思う)で補う感じです。

2年前に、とある事象について調べて導き出した7つの問題点。AIでまったく同じ内容の答えが一瞬で返ってきたのには驚きました(自分の自信にもなった)。別業種の友人も同様の体験をしています。使わない手はないですよ。

「仲介手数料を高くしたいから物件価格を吊り上げる理論」は浅はか

とある個人売買サイトで不動産情報が載っています。いろいろコメントを見ていると、「不動産屋から買うと高いから個人が売物件を出しているこのサイトは魅力的」のような趣旨のものがありました。自分達でいろいろ解決できるなら良いことではないでしょうか。人に頼らず、人のせいにせず、リスクを受け入れ試行錯誤しながら前に進む精神は尊いですよ。

 

「不動産屋から買うと高い」というのは、仲介手数料がかかる点で売買経費が上がるのは確かです。

 

「不動産屋が儲けようとして高く値段を付けている」というコメントは半分正解・半分間違いです。

転売目的の不動産屋が売主なら、価格を吊り上げる動機はあります。これは正解。うざいですよね。これは敵視されても仕方がないと思います。

一方、仲介で預かった物件の値段を吊り上げる動機は私にはありません。よく売主さんからも「高く売れた方があなたも手数料が増えて嬉しいでしょ」と言われますが、いつ売れるか分からないものを当てにするよりも、安くても2カ月以内で決済が見込める方が嬉しいです。

(具体例)

・5,000万円で売れた場合 → 仲介手数料1,716,000円 両手仲介なら3,432,000円

・1億円で売れた場合 → 仲介手数料3,366,000円 両手仲介なら6,732,000円

 

極端な話ですが、成約価格が2倍変わると上記のようになります。いつ成約するか分からない後者よりも、即決済できるなら前者が断然嬉しいです。いわゆる「仲介手数料を高くしたいから物件価格を吊り上げる理論」は成立しないと考えます。成約すると、買主さんが持っている不動産の売却を手伝うことに繋がったり、顧客を紹介してもらえたりといった波及効果もあります。どれだけ物件を預かろうが、成約するまでは絵に描いた餅ですからね。絵に描いた餅で飯は食えません。成約してなんぼですよ。

 

(余談)

私の場合は、売主さんに安売りをさせたくないので、基本的には「相場価格」と「上振れを狙えそうな価格」の2パターンを提案しています。故人の視線を感じながら生きている私にとって、祖父母から受け継いできた不動産を安売りさせる動機はありません。特に、古くからある集落には、戦争から生き残り守ってきた土地もあります。仏壇を前にして安売りを提案できますか?安く売らせようだなんて罰当たりだと思いませんか?

不動産屋の情報交換

私はめったに飲み会に参加しませんが、他社さんとの仕事ついでの雑談だけでもいろいろ情報が入ってきます。

 

・あの業者は「抜き行為」をするから気をつけろ

・あの法人は仲介業者を飛び越えて売主に直接接触するから気をつけろ

・あの営業マンとの取引でひどい目にあったから気をつけろ

・あの地主は突然話をひっくり返すから気をつけろ

・〇〇〇〇というブローカーはヤバいから気をつけろ

 

治安の悪い話ばかりですね(笑)

でも、こういうネガティブ情報を共有するのは大事だと思っています。もちろん、自分の目で目撃していないことを鵜呑みにするわけではありませんが、警戒しておくことに越したことはありません。自分の身を守ることは結果的に顧客を守ることに繋がりますので。

 

気付いていないだけで、私も誰かに迷惑をかけているかも知れないので気を引き締めます。

ガチ勢の証明

山や畑をご案内するときに、お客様が使い込まれた長靴を持参しているのを見ると、少し安心します。ある程度の実践を積んでいないと山や畑はハードルが高いですからね。土地を買っても活用を継続できないなら残念な結果にしかならないですからね。不動産屋としては買ってもらったときに仲介手数料をいただいて、断念して売るときにも仲介手数料をいただけたらラッキーですけどね。取引にかかわる以上、ハッピーな結果になって欲しいですよ。

 

あとは、剪定バサミを持参した方もかつて1名いました。これこそガチ勢の証明だと思います。山はトゲトゲのツル性植物が厄介です。これがあれば便利です。畑でも邪魔な枝や葉を落とすのに必要です。

名刺(3代目)

事務所移転に伴い名刺を新調しました。

 

変更点① 背景色をファイターズのチームカラーに近い青にした

本当は従来のネイビーが好きな色でしたが、身の回りの色(主にファイターズグッズ)は統一していこうという考えでこの青にしました。

(余談1)20代の頃はアパートの部屋を黒い物で統一していましたが、すべてが黒だったので友人からドン引きされていました。

(余談2)昔一緒に働いていた先輩は、ウケ狙いですべてのものをゼブラ柄で統一していました。木刀を自分でゼブラ柄にアレンジして部屋に飾っていたのには爆笑しました。

 

変更点② 記載内容を減らした

極力シンプルにしたかったので会社の電話番号、メールアドレス等は削除しました。メールアドレスは迷惑メールの防止の意味もあります。どうせ、メールアドレスを交換するときって大半は携帯電話のショートメッセージでのやり取りになるので。あと、地味に住所の沖縄県はいらないと判断しました。会社のネームバリューさえ確立できれば免許番号は消せる等と考えています。どんどん記載事項を減らしていきたいです。以前にもここで書きましたが、理想形はMr.Children「アトミック・ハート」のジャケ写です。

 

 

近況

●草刈り地獄

相変わらずですよ。10月に入っても日中の暑さは真夏そのもの。それでも、やらなければ。草刈り・除草剤散布は外部委託して営業に集中した方が良いという考えもあるかもしれませんが、私は自分でします。物件の理解が深まるし、いい汗をかきますので。

 

●農振農用地区域内

ありがたいことに土地の売却相談を定期的にいただいていますが、農振農用地区域内の土地の相談が連発しています。宅地に転用できないことを知ってガッカリされる地主さんもいて、心苦しい場面もあります。農振農用地区域内の農地は売れないこともないですが、どうしても買える人が限られる(農業従事者か新規就農者)ので時間がかかりがちです。知り合いのうち何%の人が農業をやっているか?そのうち何%の人が農地を買える程の資金力があるか?を考えてみてください。どれだけ農地を買える人が少ないかが想像できませんか?

ちなみに・・・新規就農者の場合、とある自治体では1年程度の実績(耕作~収穫~販売)を作ってからしか売買を認めないケースもありました。農家が減少する一方のなか、せっかく農業を始めたい人がいるのにハードルを高くしてどうするのと疑問に思います。

 

●新事務所の許可

無事に県から許可が下りました。トタン屋根でも大丈夫でした。壁はCB造なのでしっかりしています。少しずつ内装を自分でリフォームして、少しでも不動産屋の事務所らしく整える考えです。大きい売上が入れば、近所に新築する構想があります。今度こそシャレオツな外観の事務所にします。

 

●ワークライフバランス

近い将来やってくる介護(2人)を考えると、今のうちに稼がないといけません。最悪、国頭の土地と家を売却したら乗り切ることは可能ですが、そんなことをしたら一生引きずりますよ。そうならないように、私はワークライフバランスとか言ってられないですね。経済的に恵まれない家庭で育った若者は、甘い言説に感化され過ぎないように気を付けてください。自分の人生の責任を取れるのは自分だけです。好待遇の会社に入る、役員まで出世する、独立する、投資で財を成すなりしないと、経済的にしんどい人生になるし、親の介護で詰みます。仕事でキャリアを積んできても親の介護で昇進を断念する、退職する話もよく聞きます。なるべく時間の融通が利く環境を整えるか、お金で解決できるほどの力を持つしかないのでは。

この仕事をしていると、子に引き継ぐ不動産や事業がある方、親からの援助で不動産を買う方、子どもたちが相続で揉めないように不動産を現金化して備える方などと接する機会が多いです。逆に親の生活を援助している私からすると羨ましい限りですよ。

 

●続投

来季も新庄監督の続投が決まりました。今季までと覚悟はしていましたが、嬉しいニュースでした。名護、国頭でお待ちしております!

来年の春季キャンプの協賛のぼり、事務所引っ越しに伴い名護市商工会を退会したので、出せないと思います。

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