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裸足と冷たい床

昨日、とある案件の重説・契約書類を作成しました。

これまでの経験上、一番難度が高い案件です。

何度も言っていますが、一筋縄ではいかない案件が多すぎです(笑)

 

・取引の全体像を描く

・分からないことは調べる

・専門家の力を借りる

・集中力を発揮

 

こんな感じでクリアしていきます。

難しい案件は将来の飛躍への伏線となると信じていますから、

大歓迎です。

 

昨日は書類作成に行き詰まったら気分転換に草刈りをしようと思って

作業着で仕事をしていました。

仕事を始めようと着席した瞬間に突然靴下を脱ぎたくなり、

タイル貼りの冷たい床に足を下ろしたところ、かなりしっくりきました。

そこからは休憩なし9時間ぶっ通しで作成しました。

もしかすると「裸足+冷たい床」は集中力維持に有効かも知れません。

 

そういえば、昔お世話になったスーパー営業マンの先輩は、

残業時はいろいろ脱いでいました。

一人だけだったら下着だけで

デスクワークをすると語っていました。

 

集中力維持のパターンをいくつか持っておくと強いでしょうね。

 

査定の話

不動産屋に仲介手数料を払うのが嫌だから・・・

不動産屋は信用ならないから・・・

 

という理由で、個人間売買を選択する売主様が一定数いらっしゃいます。

最近また安売りしてしまった事例を耳にしました。

売ったご本人は安売りしたことに気付いていないと思われますので、

このまま一生気付かない方が幸せに過ごせるかと思います。

 

世の中いろんな不動産業者・営業マンがいますが、特殊需要を知っている人は、相場より高く売ることがあります。

以前、100~200万円ぐらいじゃないと買わないんじゃないの?と馴染みの同業者・投資家みんなが口にする土地を、

急ぐ必要が無ければ特殊需要に賭けて1,000万円で売りませんか?と売主に持ち掛けたことがあります。

300万で買付の打診がありましたが断り、結果は売出しから1年半ぐらいかけて750万円で売れました。

このように私みたいな不動産屋に任せて良かったケースも、もちろんあるわけです。

ちなみに、他社に先を越されたので私はこの取引には絡んでいません(›´ω`‹ )

徳を積んだと思って来世に期待します。

 

特殊需要の種類はいろいろありますが、狭い世界の出来事なので、一般的には知られていない情報です。

私は物件査定をする時に何らかの特殊需要は無いかを考えます。

売主の事情・経済状況を聞いて早く売るべきか、時間がかかりがちなので売主に胆力があるか、その辺も考慮しながら、

高く売る勝負ができると思う物件はそう提案しますよ。

安く売り出して早く売れた方が仲介手数料をいただけるので、私にとってはその方が都合がいいのですが、

高く売れる可能性があることを黙っておくことが出来ません。

 

世の中いろんな不動産屋がいます。個人売買を選択するかどうかはご本人の自由ですが、

査定ぐらいは何社か不動産屋にさせた方がいいと考えます。大体が無料ですし。

では、どの不動産屋に査定を任せるか・・・

 

① 自分の眼力に自信があるなら、不動産屋の広告文やブログ等を見てこれはと思う業者を選定。

② 自分の眼力に自信が無いなら、3名の信頼できる人にそれぞれ不動産屋を1社ずつ紹介してもらう。

③ ①と②をミックス

 

こんな感じで検討してみてはいかがでしょうか!

 

台風対策に死角なし

今度の台風は長期戦になりそうですね。

3~4日ぐらい巣篭りする覚悟でいろいろ台風対策を考えています。

 

●飲み物と食料・・・一番大事ですね。

●文庫本・・・停電して長時間ヒマになるなら必須です。

●電池・・・停電したときのランタン、スマホ充電用。

●犬のおもちゃ・・・数日散歩に行けない時のために、たぶん興奮してくれるやつを買いました。

 

停電さえなければ、資料やDMの作成、広告の準備等の仕事をします。

売物件の現地看板はラスト1個を残して今日ですべて回収済みです。

 

しかし、今回の台風は長期戦なので停電リスクは高いと思います。

2日ぐらい停電するのを覚悟しています。ご用心ください。

ご年配の車に乗せてもらう話

先日、ご年配の地主様と土地を見に行きました。

私の車で一緒に行きましょうと話しましたが、

頑なに地主様の車で行くとおっしゃるので

お言葉に甘え乗ることにしました。

 

現地に到着して、頑なに地主様の車で行こうとした理由が分かりましたよ。

広大な草むらの土地だったのですが、

 

強引に体当たりで草むらへドーン!(笑)

 

視界も悪いのにスピードを上げてドンドン突き進みます。

ジムニーや軽トラではなく、普通の軽自動車です。

気分的には遊園地のアトラクションです。

終盤は崖の下が見えるところを走ったのですが、

今ここから落ちたら死ぬなと思いながら、今後の無事をお祈りしていました。

 

数年前にも別の地主様ですが、90歳のおじいちゃんが運転する車に乗せてもらい、

瀬底大橋を速度超過で下ったときは激突死を2%ぐらい覚悟しました。

 

ご年配が頑なに車を出すというパターンに出くわしたら、今後はうまく断るようにします。

今日の一言

 

海沿いの物件は無いか?とよく問い合わせがあるのですが、

なかなかありません・・・

活用可能なところの多くは押さえられており、既にリゾートホテル等が建っています。

手付かずの海沿いの土地は多いじゃないか?という疑問があろうかと思いますが、

なかなか無い理由を以下にまとめます。

 

海沿いの土地が無い理由ベスト3

●自治体が所有者である

→ 所有者が県や市町村、地元区のパターンが大半です。

  売りに出されていない自治体の土地を買うのはほぼ無理です。

  ただし、地元区が所有者で、借地契約に成功した事例を知っています。

  地元区に賃料収入や雇用等でメリットがあるなら、

  相談に乗ってもらえるかも知れません。

  地元区と言ってもそれぞれの地域性がありますから、

  よそ者には貸さないという保守的な地域もあるでしょう。

  こういうのはやってみないと分からないので

  当たって砕けろの精神で交渉に臨んでみてはいかがでしょうか。

 

●ビーチ沿いが保安林に指定されている

→ 天然の砂浜が広がるビーチ沿いの緑地帯は、保安林の可能性が高いです。

  モクマオウの木や、アダンの木が自生しているパターンが多いです。

  保安林を伐採してはいけません。

  「保安林を原状回復する命令が某ホテルに出された」という新聞記事を読んだ事があります。

  保安林の向こう側が海というパターンの土地ならたまにありますが、

  眺望が木に遮られていることが多いです。

 

●用途が限られる

→ 売買できたとしても用途が限られるパターンが多いです。

  やんばるは海沿いにお墓が多いです。 

  農振農用地区域内も多いですね。

  農業以外の用途が認められない地域です。

  いま当社で海沿いの土地を預かっていますが、

  ほぼ切り立った岩で細長い土地なので普通の活用ができません。

 

沖縄ビーチ不動産と名乗っておきながら、海沿いの土地はありません

と言われたらガッカリしますよね・・・すみませんm(_ _)m

しかし、まったく出ないわけではないので

いろんな不動産業者へ問い合わせる等して根気強く探しましょう。

 

海が見える・海に近い系の物件は下のリンクに掲載しています。

http://beach2103.com/sale/category/sea/

DQN力

以前からですが、私の広告の記述をほぼ丸パクリしているのをポータルサイトでよく見かけます。

うちなーらいふやグーホームで、同じ物件を複数社で広告を行うことがよくありますが、

ほぼ同じ文言が載っていると、ネームバリューの低い私の方がパクったみたいな感じで受け取られるのは嫌ですね。

私がオリジナルですよ!とアピールしたところで、買主サイドからしたら、どうでもいいことだと思いますけど。

 

私は以前勤めていた会社で広告掲載担当を任された頃(2009年)から

留意点を◆■●等の記号を使って箇条書きするスタイルを取っていました。

世の中広いので他に先駆けてやっていた人も当然いるでしょうが、自分で考えてやりました。

このスタイルをパクるのはいいと思いますが、一言一句すべてをパクるのは自分のためにならないですよ。

私のホームページから情報を取って物件調査を省略している人もいるかも知れませんが、

自己責任でお願いしますね。

 

電柱に巻き付けた看板、路上に置かれた看板、歩道や車道にせせり出したのぼり等、

街でよく見かけると思います。

私はこれら違法看板はやっていません。

物件の敷地内(空中を含む)で完結するようにしています。

お行儀よくしたいのもありますが、事故リスクを恐れています。

公道に置いた看板は事故を誘発するおそれがありますし、

のぼりの先端はタイミングと位置が悪ければ、歩行者や自転車に乗る人の目に刺さります。

 

ただ、それらDQN的な行為は、売主サイドからしたら心強いでしょうね。

無節操だろうが、自身の物件をあの手この手を使ってアピールするわけですから。

買主サイドとしても、活気がある雰囲気に惹かれると思います。

ただお行儀良くしていても、通りすがりの人に見てもらえないと何の意味もありません。

残念ながら不動産業界はDQN力の高い人が活躍しがちですから、諦めの境地ですよ。

 

しかし!

 

なりふり構わない精神は私も見習うべきだと思うこともありますが、

今後も自分なりに知恵を駆使して攻略する考えです。

私の「過剰さ」は、そこにぶつけます。

ライバルが増え、物価高になってと、以前よりも営業しづらい環境ですが

無理せずに生き延びていけたらと考えています。

待ちきれない

【当社屋上からの景色】

 

今朝は久々に明確な青空が広がっています。

いよいよ来週が梅雨明けとなりそうです。

今年はひどい長雨でしたね。

5月の降水量が平年の3倍だったとかで

釣りは出来ないし草刈りは出来ないし

布団は干せないしで、人生が捗りませんでした。

 

経験則から言うと、今日みたいな長雨後の晴れの日は

会社の電話が鳴りません。

皆さんお出かけとか、洗濯や布団干したり、屋外作業したりで忙しいでしょうから。

 

とにもかくにも、梅雨明けが待ちきれません!

 

 

税金の話

今日で法人税を支払ってきました。

支払ったあとの通帳を見るとガックリきましたが、

少しは国や地域に貢献できただろうかという思いも込み上げてきました。

 

海外の先進国と比べても、日本のインフラの素晴らしさは一目瞭然です。

道路、水道、医療制度、衛生環境等、ど田舎の私の地元ですらそれらが整備されて

恩恵を受けていますからね。

先人や現役世代の皆さんには感謝してもしきれません。

 

1990年頃までは、国道58号線から私の家まで1kmぐらい未舗装の道路でした。

河川の整備とセットで道路が綺麗に舗装されたときは嬉しくて

明るい気持ちになったことを覚えています。

それまで車が通過するたびに砂埃を吸ったり目に入れていたわけですから、

道路が整備されたおかげで健康にこれまで生きてこれました。

事業を通して巡り巡って誰かの役に立っていると思うと、

私の通帳の減り具合なんかどうでもいいことだなと思います。

 

いえ、やはりよくないです!

仕切り直して稼がねば!(`・ω・´)

雨ソング3

毎日雨が続きますが、いよいよ今日は大雨ですね。

 

草刈りは出来ないし、飛び込み営業や更地クエストも出来ません。

今日は土曜日なので登記簿は取れないし、役所で航空写真を取ることも出来ません。

こんな日は物件情報のブラッシュアップや、営業方針の見直し、読書をします!

 

いつも社内でのBGMはradikoのラジオNIKKEI第2(RaNi Music)を流しているのですが、

土曜日は音楽放送がお休みなので、今日はyoutubeで好きな雨ソングを流しています。

 

「傘クラゲ」レミオロメン

 

●LIVEバージョン

https://youtu.be/8IkEP4d23r0

 

発表当時の私は25歳で、5回目のデートで女性にフラれたときでした。

この曲を聴くとその当時の切ない思い出がよみがえります。

 

なんだかもう仕事をやる気分ではなくなってきました(笑)

名刺

名刺を新調しました。

 

これまで白地に黒文字一色刷りでしたが、

今回は濃いブルーに白抜き文字にしました。

 

白地の方が視認性が良くて、コピーやFAXしたときに

文字が潰れにくいというのは理解しているのですが、

試しにやりました。

DMを送った時の反応が変わるかを確認したかったので。

紙質も良くなりました。

 

本当はもっとシンプルにしようと考えていましたが、

今思う最低限の情報は記載しました。

最終的にはもっと文字数を減らして青の面積を増やしたいです。

 

●工夫した点

・FAXはほぼ使う機会がないので消した → 営業FAXが来ないように

・ご年配の方からの要望で、携帯電話の番号を大きく記載した

・「たましろさん?たまきさん?」と聞かれるのでTAMAKI表記

 

世の中の大半の名刺が白地なので目立つと思います。

私の場合、変わった名刺はけっこう印象に残ります。

不動産屋に何かを依頼しようとしたときに

私の名刺が思い浮かぶことに繋がればと考えています。

 

御託を並べてきましたが、本当は・・・

Mr.Childrenの4thアルバム「Atomic Heart」のジャケットみたいに

したいとずっと考えていたからです。

不評ならまた次の案を考えます。

草刈りの話

今年の梅雨は中休みが少なくて草刈りが捗りません!

雨で作業できないうえに、一年で最も草木の成長が著しい時期です。

2週間経つと成長が早い草は、すねの高さぐらいまで伸びます。

 

●知り合いに見かけられがち

草刈りをやっていると、よく知り合いに見かけられます。

「あの時、あそこで草刈りしていたでしょ~」って感じで大体後日に言われるのですが、

その時に声かけてくださいよ!と相手に言いますが、私も同じ場面に出くわしたら大体スルーします(笑)

 

●運

草刈りをすると運を呼び込む気がします。

近所の方から声を掛けられて仕事に繫がったり、

まったくの別件で仕事が舞い込むとか、良いことが起こりがちです。

 

●愛着

草刈りしていると、土地に対して愛着が湧きます。

自分だったらここをどう活用するかとか妄想しています。

いろいろ観察もして、気付いたことを重説・物件状況等報告書にまとめたりしています。

悩める若者向けのライフハック

たまにする妄想。

今の記憶を持ったまま過去へタイムスリップしても不動産業界で働くか?

 

間違いなく別業界で働きます。

農業や畜産等の生産者がいいですね。

生産者も大変だと思いますが。

売買不動産仲介の仕事は大雑把に言うと「解決」の仕事で、

いろいろな人間の考え、欲、正義感等がぶつかり合うことが多く、

しんどいことが多々あります。

 

ただ、この業界に入って良かったことは、面白いことをしている大人と多く出会えたことです。

端くれの営業マンが、普通は会えないような会社の社長さんや役員の方々と絡める仕事って、そんなにないと思います。

不動産の仕事って、案内から物件引渡しまでの期間は密な関係になりますからね。

そこで色々面白いお話を聞かせていただいています。

私は賃貸の営業マンを6年ぐらいやって、売買の仕事に初めて携わったのが33歳の時でした。

20歳ぐらいで売買の仕事に出会っていたらよかったのに等と考えています。

 

実家が貧乏で親に頼れない若者や、何をしたら良いか分からない若者は、

面白いことをやっている大人と出会う期待値が非常に高いので、

売買不動産の仲介はおすすめです。

賃貸じゃなくて売買ですよ!

あと、売買の中でも「土地売買の仲介」が期待値高めです。

マンションや建売住宅よりも、更地から何かを始めようとしている人が面白い人物であることが多いからです。

面白いことをやっている大人に気に入られたら、不動産屋の仕事を辞めて

その人のお世話になるのもいいと思いますよ。

不動産業界は人の入れ替わりが激しく、それだけしんどいこともある仕事ではありますが、

楽しいことを見つけて辞めていった人も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、自分が不動産屋として独立する道もあります。

宅建の資格と500万円ぐらいお金を作れたら足りない分は公庫から借入して事業を始めることができます。

比較的新規参入がしやすい業種です。

宅建の受験資格はありません。年齢、学歴、国籍を問いません。

合格しても前科があると刑の執行を終えて5年は資格登録できませんが、

基本的にはすべての人に開かれた資格です。

 

本当は私が雇用を作れたらと思っているのですが、まずは会社の体力づくりが先です。

今はこんな情報提供ぐらいしかできませんが、いつかは新人さんを迎えたいと考えています。

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