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事業の方がもっと稼げる

以前に売り軍用地を預かった時に、知り合いのお金持ち複数名へ声をかけましたが、軒並み断られました。皆さんの意見を要約すると、「それだけまとまったお金を突っ込むなら、事業の方がもっと稼げる」・・・カッコイイ!

思えば、お声がけさせていただいた方は商売人だらけでした。軍用地には馴染みが無く、お金持ちは軍用地を集めがちと思っていましたが、そりゃそうですよね。

 

私は株式投資をやっていますが、配当は無視して短期の値上がり狙いばかりでした。実際にそっちの方が稼げています。資産額はしょぼいですけどね。確実な収入を狙うか、リスクを取って大物を狙うか。ミジュンを狙うかボウズ覚悟でカーエーを狙うか。私は後者を取ります。

 

(余談)

久々に釣りしたくなってきました・・・

賃貸は鬼門(私の場合)

いつもお世話になっている方から「名護って空きアパートないの?」との電話。

空きが少ないという話を同業者から聞いてはいましたが、掲載物件数ナンバー1の「うちなーらいふ」を見てビックリ。

 

少なっ!

 

名護市の人口は約64,000人で、豊見城市(約65,000人)・糸満市(約62,000人)と同じぐらいです。しかし、名護35件、豊見城202件、糸満133件と掲載件数に大きな差があります。某大手賃貸管理会社の空き部屋が大量にあったのも今は昔。賃貸業界とんでもないことが起きているのでは・・・

賃貸は完全にノータッチなので私には恩恵がありませんけどね。「管理は大変だろうけど、仲介はやってもいいんじゃない?」と聞かれることが多々ありますが、1mmも関わらないと決めています。管理していなくても想定外のトラブル・面倒事に巻き込まれますから、余程の覚悟が無いと無理です。

 

ケース1

家主自主管理の一軒家へ仲介した人👨「家賃滞納して家主に追い出されそうなんだけど・・・」

→ 私「」

・・・それは当然ですと突き放したいですけどね。なかなか無下には出来ません。

 

ケース2

家主自主管理の一軒家へ仲介した人👨「部屋に幽霊がいる・・・」

→ 私「」

・・・それは気のせいです、あなたの精神状態の方が怖いですと言うのをグッとこらえました。

 

ケース3

自主管理の一軒家の家主👴「自分がお家を使いたいから、入居者に退去してもらうように言ってくれない?」

→ 私「」

・・・契約時に管理・退去は家主が行う旨を確認し、特約・重説にも明記しているにもかかわらず、自分が言いにくいから私に言わせようという目論見

 

ケース4

警察「○○村○○の○○○○さんですけど・・・泥酔して○○署で保護していまして・・・あなたに迎えに来て欲しいと言っています」

→ 私「」

・・・本土から来て仕事もやめて、何とか繋がりのある人が私しかいないパターン(完)

 

こんなことになるなら最初から関わらない方がマシです。売上やチャンスが減りますが、トータルで見れば売買に専念した方が幸せな人生となると考えています。賃貸管理のベテランの方々はすごいですよ。精神的な強さ、体力の強さ、受ける理不尽に対しての寛容さ、ほんと尊敬しています。

13℃

今日の最低気温13℃・・・本格的な冬がやってきました。犬の散歩が辛い季節です。明日の朝も13℃予報です(完)

 

こういう辛い時は冬の曲を聞くことにしています。この辛さの中にも楽しみを見い出すというわけです。大好きな曲がいくつかありますが、やはりこの曲でしょう。高1の12月に出た曲です。坂井さんにとっても最も気に入っている楽曲の一つのようです。

 

MY BABY GRAND~ぬくもりが欲しくて~ ZARD

 

↓ 作曲者の織田哲郎さんがこの曲を解説している動画が秀逸です。

絶対に逆らえない先輩

不動産の仕事をしていると、隣接地主等から同意書の類をいただく場面が多々あります。やんばるは素直な方が多いので比較的マシだと思いますが、難儀することも多々あります。

以前、某先輩が厄介な隣接地主を説得するために、「その人が絶対に逆らえない先輩」の力をお借りすることで、解決したケースがありました。人脈の広さ、地域の事情に精通、解決の発想、すごく感心しました。営業マンは自分の能力・持っているカードを最大限に活用して人生を切り拓く生き物なんだなと。営業マンの真髄を見ました。絶対に真似できないですけどね(笑)

中古の墓は売れるのか?

中古の墓。あまり取引事例が無いと思うので、情報を共有します。

お世話になっている方からの依頼で中古の墓を売ることになり、同業者や投資家の方にも意見を求めましたが、全員一致で「買う人いないでしょ」という見解でした。正直、私も同じ考えでした。うちなーらいふとかにも載っていないですもんね。

しかし、今年2件売却できました。やはり何事もやってみなければ分かりません。ネットで広告を出せば万単位の人の目に触れるわけですから、何が起こるか分かりませんよ。自分の物差しで測るばかりでは到達できない世界があります。すごい時代ですよ。

 

事例① 名護市大西、土地12坪ぐらい。売出価格121万円 → 98万円 → 50万円。3年半ぐらいかけて最終的に50万円で売却できました。

事例② 名護市振慶名、土地有効面積15坪ぐらい。売出価格75万円。1年程かけて満額で成約。

 

私の感覚ですが、仲介手数料や登記費用等の諸費用込みで100万円未満であれば数年以内に売れると思います。まだ使えることが前提ですけどね。立地が良ければ更地の方が高く売れると考えます。解体処分費用をかけて更地にしても売るのは厳しい立地(作業車が入れない等)であれば、このような売り方はアリでしょう。

ただ、不動産屋としてお金になる仕事かと言うと、NOです。売れるまでの期間の草刈り・除草剤散布・掃除等の手間を考えると、この仕事単体では利益を出せません。その売主との関係性や、この仕事から派生する+αに賭ける考えでないと割に合いませんよ。事例②では紹介で別件の仕事に繫がりました。

でも多分、しばらくは依頼があっても引き受けないと思います。

相変わらず一筋縄ではいかないことだらけ

相変わらず一筋縄ではいかない案件をやっています。今回はなかなか無いレベルで難儀しています。すべては、開発当時の行為者・許認可に関わった人たちのいい加減なやり方・記録の不備等が起因となっています。許認可は県がやるのですが、県職員ですらいい加減だったと思うことが多数です。

いま難儀しているのは、昭和63年の開発行為絡みが1件、平成14年の道路判定絡みが1件です。昔とは言っても平成14年のやつはそこまで古くないと思いますが、かなりお粗末だったという形跡が残っています。

その尻ぬぐいをやるのは、地主、不動産屋、設計事務所等と、現在最前線に立つ県職員です。県職員の退職が多いと報道にもありますが、私が観測している範囲ですと、先輩方の不始末の尻ぬぐいがしんどいのも一因なのかなと感じています。私は怒鳴ったりはしませんが、そういう人もいるだろうし、裁判がちらつくとなると気が重いでしょうね。自分がやったことじゃないのに責められるとなると理不尽な思いをしているはずです。仕事をきっちりする真面目な人ほど一人で矛盾を抱えて悩んでいませんかね。

今さら過去は変えられないので、私が出来ることは記録・現況の整理をして取引の判断材料を顧客へ提供することと、解決のお手伝いだけです。私の場合は成功報酬なので、いろいろ手を尽くした結果、物件売却を断念した場合は時間や経費は無駄となり、他の仕事をやっていたら得られたであろう利益の損失(機会損失)もあります。こういう難儀な土地取引が続くと、建売住宅やマンションのような完成品だけを仲介した方がいいのかなとも考えますが、それはそれでいろいろ大変なことがあろうかと思います。仕事の悩みが無い状態って、365日のうち3日ぐらいしかないんじゃないですかね。不動産取引は一筋縄ではいかないことが多過ぎです。

合理化の動機は非合理

事業をしているなかで理不尽なことが多々ありますが、被害者になったら終わりです。被害者意識が自分の人生を好転させることは無いと考えています。災い転じて福となす、怪我の功名、逆境を跳ね返す、カウンターパンチを狙う、貸しを作ったことにしてこちらに都合の良い要求を通す、そんな感じで考えています。ハンデを背負った・被害を受けた等の状況を塗り替えるわけです。最終的にトータルで考えてプラスとなればいいなと。そんなに上手くはいかないですけどね。

 

正直、犬を抱えながらの仕事は非合理の塊です。分離不安があるので、外出するときは片手に抱えながら移動しています。私が望んで迎えたわけではありませんが、ほぼすべて私が面倒を見ています。私が三代目の飼い主ということからも分かるように、手のかかる犬なので困るのですが、私は最後まで面倒を見ますよ。犬の散歩が起因となって猫を拾うことにも繋がったし、非合理な状況は拡大しています。猫はそんなに手がかかりませんが、ご飯やトイレ、一緒に遊ぶ時間が、毎日私の時間や脳のメモリーを少しずつ削っています。仕事に振分けられたはずの時間・脳のメモリーが損失となっています。

 

最終的には犬・猫の介護があるでしょうね。その頃にはプラスして母、伯母の面倒も見なければなりません。サラリーマンでは時間的にも金銭的にも無理です。やはり事業や投資で成功するしか道はありません。飲み会には滅多に参加しないし、いろいろ失うのは覚悟のうえで合理化を追求します。その結果が顧客の利益にも繋がると考えます。

 

非合理の塊。それでも愛おしいです。この先どうなるか分かりませんが、事業で飯を食えて犬猫がそばにいる生活を送っている今の状況は、後で振り返れば幸せだったと感じるのかも知れません。

残してくれた人に感謝

不動産売買の世界では、売主と買主がいます。売主は財産を売却して過去から続く流れを区切ることとなり、買主はこれから活用だったり未来に向けての動きになります。何かが終わり、何かが始まるわけです。

 

親や祖父母が残した不動産の売却をお手伝いした後に思うことは、親や祖父母の偉大さです。数十年前に買った不動産がお金に変わって、それが有効活用されたり、困った状況を助けたりするわけです。すごくないですか?亡くなってもなお、配偶者や子・孫に恩恵をもたらすことがどれだけ尊いか。他人事とはいえ、一人で勝手に感動しています。私は子どもがいませんが、私が妻より先立つことがあれば、その時に何を残せるかいつも考えてしまいます。

ネット問い合わせ対策・・・これでおしまい

SUUMOにてネット問い合わせ対応不可の旨を物件広告に3度書いても、まだネット問い合わせが来ます。ほとんどが具体性の無い問い合わせです。最近はもうメールを返していません。これでクレームが来るようなら撤退します。

 

いったいどのような層なんでしょうね。わざわざメールから入るので、不動産屋を警戒している層なのかと最初は思いましたが、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを記載したうえで問い合わせが来るわけですよ。

 

文章を読む気が無い、文章を理解できない、文章を読む忍耐力が無い・・・この辺の可能性がある気がします。であれば、なおさら取引リスクが高くなるのでは・・・と考えてしまいます。どちらにしろ、時間の無駄に終わることが多過ぎるので、今後もメール返信はしません。すみません。※私のメール対応に関する考えは、これまで何度かこのブログで述べています

【定期】ネット(メール)問い合わせは対応不可

 

その代わり、他の不動産屋・営業マンが引き受けないような案件(複雑・時間がかかる・低単価等)も極力引き受けるようにしてきました(最近は忙しいので新規案件の受付はストップしています)。

誰でも得意分野・苦手分野があるはずです。私のような一人でやっている不動産屋は、弱点・苦手の克服よりも、強みを更に伸ばすべきだと考えています。尖った存在になる、洗練化と言い換えられるかも知れません。

昨日の豪雨災害

昨日の北部の豪雨災害、私の自宅周辺も影響がありました。私の自宅は無事でしたが、すぐ近所が陥没したり、プレハブ建物が流されていました。隣の比地区は床上浸水までしていて、平家の半分ぐらいまで浸かっているお家もありました。流された人や怪我人はいないようなので、そこは安心しました。

43年生きてきましたが、奥間川・比地川が氾濫するのを始めて見ました。沖縄は山から海までの距離が近いので、ここまでの川の氾濫は起きないと思っていましたが、ほんと何があるか分かりませんね。近年売りに出ていた家2軒も水に浸かっていました。川近くの物件の重説は、ハザードマップで指定が無くても氾濫は無いと思っていても、留意点としてしっかり記載せねばと考えを改めました。

あと、母は出勤途中で冠水した道路に突っ込んで車が故障しました。保険証券を確認したら車両保険に入っていない始末。稼いでもお金がどんどん手元からすり抜けるこの人生・・・ほんと、金は天下の回りものとはよく言ったものです。

比地の売地(山の畑)を週末に案内予定ですが、現地へ行く林道のルート3本すべてが土砂崩れで、現地へ辿り着けませんでした。林道の復旧は時間がかかりそうです。そのことをお客様へ説明しましたが、非常に礼儀正しいご対応でしたので安心しました。

複雑な案件や急ぎの仕事もあるなかで、災害の対応までとなるとさすがに疲れます。新規案件はまだしばらく引き受けられません・・・

 

↓ 自宅近所の道路

営業手法を模索

毎年この時期になると、12月の営業DMの準備に取り掛かっていました。年末年始に親族で集まる際に「不動産を売らないかとDMが来ていたよ」と話題に上って上手くいけば売却を考えるかも知れないという目論見です。旧盆前にも同様の動きをしてきました。長年そうしてきましたが、成功事例は1度だけです。なかなか作戦通りにはいきませんでした。上手くやる方法はあったかも知れませんが、もう今後やるつもりはありません。

 

いろいろ営業手法を試してきましたがほとんどが失敗です。不動産業者は数が多いし、営業手法は先人が散々やりつくしてきたと思います。しかし、自分だけの勝ちパターンを見つけたい。それを未だに夢見ています。

 

最近、犬を仕事にも連れ回しています。名護拠点を引っ越しして新環境に慣れていないのがその理由です。長時間の留守番は犬にはまだ難しいようです。先週から涼しくなったし、日によっては営業先で車に待機させても大丈夫です。事務所には相変わらず猫もいます。もうこうなったら、犬猫が営業に寄与するパターンを模索します!

11月10日(日)は交通規制に注意

毎年のことですが、11月10日(日)はツール・ド・おきなわ(自転車レース)のため、名護市を中心とする北部一帯は交通規制がかかります。

つまり、物件案内は出来ませんのでご留意ください。

 

◆交通規制の概要

http://www.tour-de-okinawa.jp/PDF/2024/2024trafficcontrol_j_henko.pdf

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