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雑草の総本山

また草刈りネタです。

最近預かった土地が耕作放棄された畑で草が生え放題。ススキの面積だけでも2000坪ぐらいあるんじゃないかという雑草の総本山ですよ。ススキは固くボリュームがあって重いので刈るときの衝撃が強く、こちらの体力が奪われまくる厄介な草です。さすがにすべてを刈るのは無理なので案内コースだけでも刈ることを目標としています。

昨日は昼寝4時間、昨日今日と食事量が普段の1.5倍。ススキと格闘するとマッチョになれそうです。

電動キックボードにご用心

沖縄・備瀬のフクギ並木「数え切れない苦情が」 電動キックボードのマナー違反に困惑(琉球新報の記事)

https://news.yahoo.co.jp/articles/66393a4468c3a4c3d8eb734a92feebc17158b464

 

やはりか・・・という感じです。

今年、備瀬のフクギ並木内で取引がありました。観光客が乗る電動キックボードが危ないと感じたので、念のため重説に以下のように記載しました。

 

◆本物件はいわゆる「備瀬のフクギ並木」という景勝地の中に位置しています。本件敷地も西側・北側の境界付近はフクギが立ち並んでいます。フクギは古くから植えられており、木の成長もあり、明確な境界を表す状況ではありません。敷地内に良好な樹木がある場合は、伐採できません。フクギを切る必要がある時は、本部町・備瀬区と協議を行って許可を得る必要があります。また、前面道路の幅員が狭いため、本件敷地内への車の乗り入れは難しい状況です。観光客の往来が多く、歩行者だけではなく自転車や電動キックボード等も見通しの悪い狭い道を頻繁に行き交いますので、交通には充分にご注意ください。

 

本来は重説に書くことでも無いとは思いますが、事故のリスクが高いと感じたので、わざわざ記載しました。地元住民との軋轢を生むような状況が続くなら(もしくは重大事故が起きたら)今後何らかの制限があってもおかしくないと思います。私は乗ったことはありませんが、本来は楽しい乗り物のはずです。適切な場所で適切な運転を心掛けてほしいものです。

※同じように地元住民に迷惑をかけ続けたのが原因で、民泊物件には水道を引かせない地域があります。民泊をやりたい方はご用心ください。ちなみに、私は地元住民に迷惑がかかるであろう場所での「民泊目的の取引」は手伝わないようにしています m(_ _)m

諸行無常

 

昨日、相棒の草刈り機が逝きました。

2013年4月に内地から国頭に帰ってきて、すぐに買った相棒です。2020年に独立してからは出番が激増しましたが、よく12年半も活躍してくれました。お疲れ様でした。

これだけ頑丈だったので、新しい相棒もマキタの充電式にしました。今度はグレードアップしているので早く使いたいところですが、今週はずっと雨予報ですね・・・

ちなみに、ホームセンターさくもとさんで草刈り機を買ったら、壊れた草刈り機を回収してもらえました。非常に助かりました m(_ _)m

名刺(3代目)

事務所移転に伴い名刺を新調しました。

 

変更点① 背景色をファイターズのチームカラーに近い青にした

本当は従来のネイビーが好きな色でしたが、身の回りの色(主にファイターズグッズ)は統一していこうという考えでこの青にしました。

(余談1)20代の頃はアパートの部屋を黒い物で統一していましたが、すべてが黒だったので友人からドン引きされていました。

(余談2)昔一緒に働いていた先輩は、ウケ狙いですべてのものをゼブラ柄で統一していました。木刀を自分でゼブラ柄にアレンジして部屋に飾っていたのには爆笑しました。

 

変更点② 記載内容を減らした

極力シンプルにしたかったので会社の電話番号、メールアドレス等は削除しました。メールアドレスは迷惑メールの防止の意味もあります。どうせ、メールアドレスを交換するときって大半は携帯電話のショートメッセージでのやり取りになるので。あと、地味に住所の沖縄県はいらないと判断しました。会社のネームバリューさえ確立できれば免許番号は消せる等と考えています。どんどん記載事項を減らしていきたいです。以前にもここで書きましたが、理想形はMr.Children「アトミック・ハート」のジャケ写です。

 

 

近況

●草刈り地獄

相変わらずですよ。10月に入っても日中の暑さは真夏そのもの。それでも、やらなければ。草刈り・除草剤散布は外部委託して営業に集中した方が良いという考えもあるかもしれませんが、私は自分でします。物件の理解が深まるし、いい汗をかきますので。

 

●農振農用地区域内

ありがたいことに土地の売却相談を定期的にいただいていますが、農振農用地区域内の土地の相談が連発しています。宅地に転用できないことを知ってガッカリされる地主さんもいて、心苦しい場面もあります。農振農用地区域内の農地は売れないこともないですが、どうしても買える人が限られる(農業従事者か新規就農者)ので時間がかかりがちです。知り合いのうち何%の人が農業をやっているか?そのうち何%の人が農地を買える程の資金力があるか?を考えてみてください。どれだけ農地を買える人が少ないかが想像できませんか?

ちなみに・・・新規就農者の場合、とある自治体では1年程度の実績(耕作~収穫~販売)を作ってからしか売買を認めないケースもありました。農家が減少する一方のなか、せっかく農業を始めたい人がいるのにハードルを高くしてどうするのと疑問に思います。

 

●新事務所の許可

無事に県から許可が下りました。トタン屋根でも大丈夫でした。壁はCB造なのでしっかりしています。少しずつ内装を自分でリフォームして、少しでも不動産屋の事務所らしく整える考えです。大きい売上が入れば、近所に新築する構想があります。今度こそシャレオツな外観の事務所にします。

 

●ワークライフバランス

近い将来やってくる介護(2人)を考えると、今のうちに稼がないといけません。最悪、国頭の土地と家を売却したら乗り切ることは可能ですが、そんなことをしたら一生引きずりますよ。そうならないように、私はワークライフバランスとか言ってられないですね。経済的に恵まれない家庭で育った若者は、甘い言説に感化され過ぎないように気を付けてください。自分の人生の責任を取れるのは自分だけです。好待遇の会社に入る、役員まで出世する、独立する、投資で財を成すなりしないと、経済的にしんどい人生になるし、親の介護で詰みます。仕事でキャリアを積んできても親の介護で昇進を断念する、退職する話もよく聞きます。なるべく時間の融通が利く環境を整えるか、お金で解決できるほどの力を持つしかないのでは。

この仕事をしていると、子に引き継ぐ不動産や事業がある方、親からの援助で不動産を買う方、子どもたちが相続で揉めないように不動産を現金化して備える方などと接する機会が多いです。逆に親の生活を援助している私からすると羨ましい限りですよ。

 

●続投

来季も新庄監督の続投が決まりました。今季までと覚悟はしていましたが、嬉しいニュースでした。名護、国頭でお待ちしております!

来年の春季キャンプの協賛のぼり、事務所引っ越しに伴い名護市商工会を退会したので、出せないと思います。

インフレは続く

今日からいろいろ値上げして、500mlのペットボトル飲料が200円を超えるものが出てきたそうですね。デフレが30年続きました。きっとインフレはまだまだ長く続くのでしょう。現金を持っていても価値が損なわれる一方です。インフレ対策のための不動産購入の動きは、私としては実感がありませんが、全体的な賃金上昇が始まればやんばるの不動産市場がより活性化すると考えています。ただ、全体的な賃金上昇がインフレに追いつかない間は売上が厳しくなるかも知れません。

個人的に気になるのは、マンションの修繕積立金・管理費です。現金で置いていても価値が下がる一方です。資材や人件費も上がりますし、積み立ててきた資金が不足する要素しかないと思います。資金が不足したら大規模修繕は先延ばしになり、管理が行き届かなくなり徐々に荒廃し、最後はスラム化すると考えます。そのような予兆が見られるマンションはババ抜き状態になるでしょうね。最後に登記簿の甲区に名を刻んだ人は、いわゆる「負動産」を抱えることになります。やんばるではマンションが少ないので、私が取引でそのような心配をする場面はほぼありませんが、各管理組合はどのような対応をするのか興味があります。マンションを買うときは絶対に総会の議事録に目を通してください。ひょっとして管理組合の総会、荒れていませんかね?マンション管理会社の方はより大変な時代になったのではないでしょうか。

 

(余談)

以前に古い分譲マンションの売却相談がありました。〇〇万円で買いたいというオファーがあったとのこと。その金額は妥当か?との相談でした。何でそんなに安いのだろうと疑問に思いました。相談者から数年ぶりに入った部屋がシロアリだらけだったと聞いたので嫌な予感がして、物件を見る前に同業者の先輩方に話を聞きました。すると、「とある部屋で滝のような雨漏りが放置されている」との証言が・・・そのマンションは管理組合もないそうです。ストリートビューを見ると、共用部に放置されている粗大ごみが5年間も動かずに写っています。外観もヤバいです。絶対にその購入オファーに応じた方がいいと相談者に伝えました。

集合住宅でトラブルを起こすタイプ

いつもカーラジオはFM沖縄を聴いています。今朝は東村での仕事でした。電波状況が悪かったのでラジオ沖縄にチャンネルを合わせ、10数年ぶりにテレフォン人生相談を聴くことに。息子の妻(当初から結婚を反対していた)からLINEで絶縁された相談者が、パーソナリティ・回答者のお二人に説教されていてなかなか濃かったです。

パーソナリティが「攻撃性は悩みに変装します」と強い口調で番組を締めたのは強烈でした。相談者は納得いかなかったかも知れませんが、最後ぐらい「相談に乗っていただき、ありがとうございました」を言いなよ・・・と感じました。むかし働いていた賃貸管理会社の上司がこの番組のファンでした。賃貸管理会社に勤める方は聴いた方がいいですよ。集合住宅でトラブルを起こすタイプの人が相談者に多いと思います。管理物件で起こるトラブルの解像度が高まると考えます。

海の見える家(事務所にも)

宇茂佐の高台で売家が出ました!

見覚えのある方もいらっしゃいますね。最近まで当社の事務所としてお借りしていた土地建物です。

引っ越しの理由はこういうことでした。

 

元は広めの住宅で、その後に飲食店をしていました。広めの住宅をお探しの方や、事務所をお探しの事業所様にも向いています!

物件詳細は右のリンクへ → http://beach2103.com/sale/7027/

人生いろいろ、不動産屋もいろいろ

5月から始まった今期の売上は、そこそこのスタートを決めて余裕こいていたら最近はダメダメで勢いが落ちました。しかし、ありがたいことに仕事自体は忙しくしています。いつものことながら今すぐの売上に直結するものばかりではないですが、売上は後で付いてくると信じてお祈りするしかありません。毎回これの繰り返しです。

 

同業者さんに直接聞いたり噂話からすると、厳しそうなところと絶好調なところがあって、けっこう明暗が分かれている印象です。気が付けば、積極的に広告を出していた不動産屋、多店舗展開していた不動産屋が姿を消していたり、規模縮小していたりします。やはり不動産屋が増えすぎて売上が分散しているのではないでしょうか。借金でレバかけて勝負する度胸も商才もないので、私は一人田舎で細々とやっていくだけです。

 

生活のためにお金を稼ぐ必要はありますが、今は仕事が楽しい状況です。これまでの人生の履歴が、今になって活きてきました。20年ぶりにお会いする方だったり、学生時代に一度も話したことのない先輩だったり、いずれ自然と接点を持つだろうなと予感していた地主さんだったり、普通は出会えないような大御所の方だったり、そうした方々との出会い・再会は縁の不思議さを感じます。年齢を重ねる度にそうしたことが増えているので、年を取るのも悪くないなと感じています。そうしたことに喜び、仕事に没頭し、売上のことは気にしない(勝手に増えている感覚)という状態に到達したいです。あと1,000万円ぐらい会社にあれば実現できます。どなたか私が預かっている物件を半分ぐらいまとめ買いしてください!

執念

最近元気のない試合が続いたファイターズ。今日4カ月ぶりに1軍に帰ってきた今川選手が躍動し、久々に見ていて楽しい試合でした。

 

2軍で4割打ち続けても、なかなか1軍に上がれない日々が続きました。それが今日の活躍ですよ。それは涙ぐみますよ。シーズン残り17試合&CSに向けて勢いをつける起爆剤となったのではないでしょうか。

⚫︎スポニチさんの記事

https://news.yahoo.co.jp/articles/653f337022752a71a6b394a2f126cb17288c1abc

 

(余談)

事務所引っ越しのタイミングで、社名だけを入れた看板を4枚試しに作りました。今回はファイターズのチームカラーに近い青を基調としました。とても気に入っています。売上が入ったらどんどん増やしていく考えです。

引っ越しました

旧盆が明けた今日で事務所の移転を済ませました。

将来の親の介護に備えて自宅の横で仕事を出来るようにという考えです。去年12月からリフォームをして準備していました。活用するのは本当はあと5年後ぐらいを想定していましたが、急きょこのタイミングになりました。早めに準備していてよかったです。

 

●遠い

お客さんからしたら何故そんなに離れたところへ・・・となると思いますが、名護市でお会いすることも可能です。午前は国頭村、午後は名護市で活動しようと考えています。どうせ、これまで事務所にいなかった(外で動き回ることが多い)ので、売上にはあまり影響はないと考えています。私一人の会社ですし、固定電話はケータイに転送しています。実質的には移動型店舗です。

 

●遠いということで顧客から敬遠されないか?

このような懸念をとある先輩から言われました。確かにそういう方もいるかも知れませんね。しかし、それを上回るメリットがあるような気がしています。独立する前から考えていたのですが、本島最北端の国頭村に事務所を構えることで、今よりも中南部の仕事が増えると予測しています。逆説的ですよね。私の生命線はリピーターと紹介ですから、それゆえに時間はかかるかも知れません。基本はこれまで通り名護市・本部町の取引が中心になるはずです。単価の低い国頭村・大宜味村の仕事もこなしつつ、単価の高い中南部の仕事も拾えて何だかんだやっていけるのではと考えています。

 

●目立たない場所

山の麓で、絶対に飛び込み客が来ないところです。そもそも前事務所も目立たない場所で4年間やって飛び込み客はゼロでした。以前、不動産業界の新人さんがあいさつで訪れたときに、「ロードサイドじゃない店舗で集客は大丈夫なんですか?」と心配されました。ロードサイドじゃなくても経営が成り立つ方法はいくらでもあります。なので、目立たない立地という点は気にしていません。ロードサイド店舗だと営業や変な人も来やすいですから、そうした人物を回避しやすいメリットもあります。あと、自分の敷地内ですから、自分の腹次第で家賃をゼロにしてもいいわけです。そこのメリットはあります。

 

●しょぼい

CB造トタン屋根です。一般的な不動産屋の建物からすると、どうしても見劣りがします。親が亡くなったら母屋に事務所を移す考えです。それまでの仮事務所という位置付けですが、仮に親があと30年長生きしたら、そのとき私は74歳です。もう既に引退しているかも知れません。大きい売上が入れば、事務所を新築することも想定しています。

 

●山の手入れ

敷地の広さでいえば、もしかすると県内の不動産屋で最大かも知れません。平坦地は130坪程度でほとんどが傾斜地ですけどね。昔は祖父母がこの山で棚田をやっていたようで、最後はミカン山でした。私が幼い頃はミカン狩りを手伝いました。1993年に入ったのが最後の記憶です。おそらくそれ以来、誰も山に入っていないと思います。山の入口付近は私が手入れをし続けていますが、山奥まで道を復活させたいです。余裕があれば畑をやることも考えています。

 

●滝

おそらく、敷地内に自然の滝がある不動産屋は、沖縄では唯一ではないでしょうか。高低差3.5mぐらいですが、見ていて気持ちがいいですよ。この川の水を汲んでメダカ水槽へ継ぎ足しています。

 

不便な場所への移転は、不安も少しありますが、売上や集客等にどのような変化があるのかを試したい衝動の方が強いです。

もらった不動産の売却にご用心

贈与でもらった不動産の売却に気を付けています。

 

まず、登記簿で確認するのは取得の原因です。これが贈与なら、「贈与してくれた人(以下、贈与者)はご健在か?贈与者に不動産売却の了承を得ているか?」を尋ねています。贈与者は、大抵の場合は目上の人(親・祖父母・おじおば)ですから、その人が嫌だ・ダメだと言えば受贈者は心情的に売れませんよね。

 

その確認を怠って取引の途中で売買が破断になると、買主に迷惑を掛けます。買主利用の銀行や設計会社等も同様です。仲介した不動産屋は買主等から信用を失います。最悪なのは、売買成立後に祖母が怒っているからやっぱり土地を返して・・・みたいなパターンです。リスク承知・売上優先で進める不動産屋・営業マンもいるかも知れません。私は、世の中のトラブルや悲しい出来事を誘発するようなことは回避したいです。

 

以前あった話。叔父からもらった土地を売りたいとの相談。まずは叔父さんから売却の承諾を得てくださいと相談者に伝えました。翌日には叔父の承諾を得たとの報告。私は一安心して媒介契約を交わし、売出し広告を出しました。すると、すぐに相談者から「やっぱり叔父が売るなと言っている・・・」との報告。すぐに売出しを止めました。やはり、あげたものを売られるといい気がしないですよ。特に、不動産なんて小さなものでも数百万円はしますから、それを無償であげるという人の気持ち・考えを無下にするのは相手の神経を逆撫でしますよ。

 

売りたい理由がお金に困っているなら・・・贈与者に対して正直に話せば理解してもらえるかも知れませんよ。事業資金に充てたいなら・・・事業計画書を贈与者に見せて、いただいた土地を現金化して別の形(自分の夢)で有効活用させてくださいと頭を下げてみてはどうでしょうか。無断で売却するよりも人生がうまくいくと思いますよ。受贈者も不動産屋もご用心ください。

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