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アニマルスピリッツ

ツイッターで話題となっていた本を読んでいます。

徳成旨亮さんの【CFO思考 日本企業最大の「欠落」とその処方箋】という本です。

まだ1/4しか読んでいませんが、既に充分に意味のある読書となっています。

本の冒頭で語られている「アニマルスピリッツ」という言葉に強く反応しました。

 

(引用)

“ケインズによれば、アニマルスピリッツとは、

「実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意」を意味します。

海外の投資家たちは、日本の社会全体や企業経営から血気と活力が衰えている、

つまり「アニマルスピリッツ」が日本経済から失われていると見ているのです。”

 

去年1月から売り上げの流れが悪いので、2週間ほど前から営業方針をテコ入れしている中で、

このアニマルスピリッツという言葉に触れたことは、私の闘志を喚起しました。

 

22歳の頃に宮台真司さんの「野獣系でいこう!!」という本を読んで、

なんて面白くて熱量のある人なんだろうと、宮台さんの本を片っ端から読みまくったことを思い出しました。

就職してからも私はいつも「野獣になれ」と心の中でつぶやいていました。

私は素の状態は草食系なので、野獣性を意識していかないと何も掴めない人間になると考えていました。

合理性の貫徹は非合理な情動を前提とする!

 

それを思い出しただけでも徳成さんの本を読んだ価値がありました。

読んでいない箇所があと3/4残っているので、まだまだ読み進めるのが楽しみです。

 

うちの野獣は今日も元気にしています!

自然公園法の制限にご用心

最近、自然公園法に関する過去記事へのアクセスが増えています。※下のリンク参照

【留意点】自然公園法の制限について

おそらく、自然公園法の制限がかかる地域の取引が増えているのではないでしょうか。

 

あと、自然公園法の制限に関するトラブルを最近聞きました。

自宅を建築するための土地を買った後に

第2種特別地域にかかることが分かり、

希望するサイズの住宅を建築することが出来なかった事例です。

 

制限の代表的なものとして、隣地・道路から建物を5m以上離さないといけません。

※「一定の要件を満たした自宅」に関しては建ぺい率・容積率・外壁後退の制限を受けません。

 

例えば、15m×15mの正方形の土地があったとします。

地積は225㎡(68.06坪)です。

すべての境界から5m後退しないといけないのであれば、

5m×5mの範囲内に建物を収めないといけません。

建築面積はMAX25㎡(7.56坪)です。

1Kのアパートの部屋ぐらいのサイズです。

建ぺい率10%が適用されるなら、建築面積はMAX22.5㎡(6.80坪)です。

加えて容積率20%が適用されるなら、延べ面積MAX45㎡(13.61坪)ですので、

2階建てにしても、1Kの部屋を2つ上下に重ねたぐらいの住宅しか出来ない計算になります。

しかも建物は敷地のど真ん中にしか配置できません。

 

このトラブル事例では、売買契約の際に不動産屋を仲介に入れなかったことが、

自然公園法の制限に気が付かなかった一番の原因です。

これが銀行の融資が絡むなら、仲介業者を契約に入れるのが融資の条件となってトラブルは防げたと思いますが、

現金決済だったようです。

しかし、【売主が事業者:買主が一般消費者】なので、

消費者契約法が適用されて理屈上は白紙解約できる事例かと思います。

これが【売主個人:買主個人】の場合は、大分こじれるかも知れません。

理屈が通じない売主は世の中にいっぱいいます。

 

買主が自身で試行錯誤しながら、なるべく業者の手を借りずに事を進める意志は、

私も事業者の端くれとして、人間的に素晴らしいことだと思います。尊敬します。

ただ、不動産取引の失敗は致命傷になりかねませんから、

不動産屋を仲介に入れてくれとは言いませんが、ほんと慎重にお願いします。

 

たまに所有権移転登記を自分でやりたいと語る買主がいますが、

登記の失敗はシャレにならないので、私は止めています。

融資が絡むなら銀行も反対します。

こればかりは必ず司法書士へ依頼してください。

ルル近影

5月で2歳となりました。

相変わらず落ち着きがありませんが、

元気であることが一番です!

用途の確認は大事

売物件の電話問い合わせの際に、私から

「どのような目的でこの土地を使おうとお考えですか?自宅の建築ですか?」等と聞くようにしています。

 

この質問の意図するところは、土地や建物の使い道(用途)によって制限が変わったり、

税金が変わったりするので、取引の全体像を描くのに必要な情報だからです。

 

用途を質問すると明確に答えられない方がけっこう多いです。

用途は後で考えることにして、とりあえず土地だけ欲しいのか?

冷やかしで問い合わせているんですかね?

それとも、こちらを警戒しているのでしょうか?

本当の使い道を隠してもいいことないですよ。

例えば、この地域ではお店を営業してはダメとか、店舗はいいけど事務所はダメ、

自分で使う倉庫はOKでも営業用の倉庫はダメとか、いろいろ制限があります。

とある地域では民泊物件には「地域の水道を供給しない」と聞いたことがあります。

 

税金で言えば、自宅としての活用であれば登録免許税が半額になることがありますし、

海外居住者売主の場合は、用途次第で源泉徴収税の有無に繋がります。→※買主に請求が行きます

 

用途でいろいろ変わります。ご用心ください。

査定の話・・・たまにあること

以下、不動産の売主がご年配のときにありがちな話です。

 

不動産売却の査定依頼があって査定書を作成し、所有者と対面して説明を行った後日のこと。

私へ電話がかかってきて、そのご子息から

「査定書を見ました。その査定額で買ってください。」

と言われました。

 

しかし、これは市場で売りに出す場合の査定であって、

私は買取りをしていない旨をご子息へ伝えると、

ハシゴを外されたような残念なリアクションを受けました。

 

特殊需要が期待できたので、その査定書には【通常の査定額】と【上振れを狙えるであろう価格】の2パターンを記載し、

市場で高く売るコツを書いているのですが・・・

聞けば手元に査定書があるというではないですか。査定書をしっかり読まずに早とちりしたのでしょう。

※通常、私の査定書はご年配の方にも読みやすいように大きな字で印字して、簡潔にまとめています。

 

残念なリアクションを受けて電話を切られそうになったので、すぐさま話を続けました。

 ・不動産会社の買い取りは、買い叩かれる傾向にあること。

 ・不動産会社が買い取って何をするかというと、最終的には一般消費者へ売って儲けるということ。

 ・不動産会社が利益を出すためには、安く買って高く売る必要があること。

 ・以上を踏まえると、不動産会社に売らずに市場で一般消費者へ直接売った方が、

  仲介手数料を支払っても手元に残るお金は多くなるはず。

こう伝えると話を聞いていただける態度に変わりました。

 

親やその先代から受け継いできた不動産を、無意味に安売りするのは見るに堪えないですよ。

その果実は無関係な第三者ではなく、故人から受け継いだ人が受け取るべきだと考えています。

親から相続した土地の売買代金を現金で受け取り、そのまま持ち帰って仏壇に報告するご年配の方がいましたが、

私もそのような感覚を持っています。

正直、情報格差を利用して私が儲けようと思えば安く買い取れそうなケースはたまにあります。

でも、なんか無理です。普段は見えないものを信じないのですが、故人の視線を感じます。

 

営業マンや商売人・投資家等を経験していないと、儲ける仕組みはなかなかイメージ出来ないですかね。

例えば、

 ・○○の先生やセミナーへお金を払って勉強するかを検討する

 ・○○で本当に儲けている人が教えているなら、何故こんなに手間をかけて人に儲ける手段を教えるのか?

 ・○○で失敗した生徒・受講者から逆恨みされるリスクを背負ってまでやることなのだろうか?

 ・もしかして本当は○○で儲からないから「○○を教えるビジネス」で利益を出しているのではないか?

営業マンだったら、畑違いの分野でも、こういう二次的思考の結論に至ろうかと思います。

ただし、二次的思考に染まったら素直さが失われると思うので、どっちが幸せなんでしょうね。人それぞれですかね。

 

◆最後に、なんか買取業者のことを悪く書いたみたいですけど、

不動産会社へ買取り依頼する売主の大きなメリットと、買取業者が存在している価値はありますよ。

 

①すぐにお金が必要で一刻も早く現金化したい

 → キャッシュが潤沢な業者さんでしたら可能です。

   登記に不備が無ければ2日以内で契約~決済~所有権移転まで出来るのではないでしょうか。

   取引関係者「全員」が即行動を起こせば1日で出来るかも知れません。やったことがないので分かりませんが。

    市場で売るとなれば最短2カ月ぐらいはかかります。

   「物件調査~広告~契約~融資本審査~融資の実行&所有権移転」といった流れになります。

 

②売るのが難しい不動産を買い取ってもらえる可能性がある

 → ややこしい権利関係の整理、大規模の土地では価格が大きくて売れないけど小分け(分譲)にしたら売れる土地、

   接道をクリアできるか怪しい土地等、リスクや手間を取る代わりに安く買い取って、

   諸問題を解決後に売却益を得るという不動産会社のメリットがあります。

 

こういったパターンであれば、みんなWin-Winです。

間取り図・パース 【大北二丁目一戸建て】

リノベーション工事中の【大北二丁目一戸建て】の

間取り図&パース図が出来上がりました!

◆間取り図&パース図は予定のものです。工事を進める中で変更することがあります。

名護市 大北二丁目一戸建て【リノベーション工事中】

2023年6月11日の内観 【大北二丁目一戸建て】

リノベーション工事中の様子です。

※2023年6月11日の内観

 

●1階

 

●2階

名護市 大北二丁目一戸建て【リノベーション工事中】

コロロ

これまでの人生において、グミは眼中にありませんでした。

しかし、これは旨いです。

前歯で噛んだ時の「プチッ」という食感は、新感覚でした。

2014年から販売されていたとは・・・もっと早く知りたかった!

今後差し入れするときはこれにします。

老舗の再開

私が事務所をお借りしている【レストラン海洋さん(名桜店)】の営業が今日から再開しました!

住宅街の中にある店舗なので分かりづらい場所ですが、さっそくランチで賑わっています。

さすがです。40年以上の老舗パワーを見せつけられています。

私もおこぼれにあずかれるといいなと程々に期待しています。

飛び込み客がほぼ無かったので。

◆水曜日定休だそうです

山の話

このWEBサイトの売地一覧を見て、

「山しか無ェ!」

と思われる方が多いかと思います。

最近は山の売地を預かることが多いです。

やんばる(山原)と呼ばれる地域なので

当たり前と言えば当たり前なのですが。

 

会社名を見て、海が目の前の物件が豊富かと

期待して訪れた方には大変申し訳ございません。

でも、山もいいものですよ!

 

私の自宅は山のふもとにあり、目の前には小川が流れています。

もし天災や疫病・戦争等で物流がストップしても、なんとか生き延びていける環境です。

水源、畑、狩猟技術があれば何とかなります。

あとは治安が荒れた時のために武装さえすれば死角は無いと考えていますが、

それはさすがに無理です。

その代わりに、山深いところにシェルターを造りたいと妄想しています。

 

山と言えば、「生き物の宝庫」とか「癒し」とかで語られることが多いかと思いますが、

【 非常時に強い環境 】ということで語られることは少ないと思います。

やんばるの山を非常時の際の拠点という視点でも考えてみてはいかがでしょうか。

 

◆ちなみに、海のすぐそばの売地は、今のところ下のリンクの1件のみです m(_ _)m

今帰仁村 今泊53.24坪

 

朗報

加藤豪将選手が本日1軍初昇格する模様です。

ユニフォームを用意して待っていましたよ笑

 

 

プレーで魅せるのもそうですが、発言も楽しみにしています。

インスタのストーリーズは笑えるネタの投稿が多く、

その点も注目しています。

2023年初・釣果報告

久々の釣果報告です。

今回はこの時期にしかできないリーフでのフカセ釣り。

 

【仕事が被らない日曜日の日中・マイナス干潮・波が穏やか】

この条件が揃う日は年に数度しかありません。

前回のタイミングは風が強かったので、

今回のタイミングは絶対に行こうと決めていました。

 

いろいろ釣れました。

 

強烈な引きの50㎝台シャクチと計5回格闘!

半年ぐらい引きを味わっていなかったので、

半年分まとめて格闘した気分です。

竿の形が「つ」になっていました!

これぞ釣りの真髄!大満足で釣り場を後にしました。

 

三枚目のヤマトビー29㎝のみを持ち帰り、

その日のうちでバター焼きにして食しました。

大変良い一日を過ごせました。

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