ブログBLOG

残してくれた人に感謝

不動産売買の世界では、売主と買主がいます。売主は財産を売却して過去から続く流れを区切ることとなり、買主はこれから活用だったり未来に向けての動きになります。何かが終わり、何かが始まるわけです。

 

親や祖父母が残した不動産の売却をお手伝いした後に思うことは、親や祖父母の偉大さです。数十年前に買った不動産がお金に変わって、それが有効活用されたり、困った状況を助けたりするわけです。すごくないですか?亡くなってもなお、配偶者や子・孫に恩恵をもたらすことがどれだけ尊いか。他人事とはいえ、一人で勝手に感動しています。私は子どもがいませんが、私が妻より先立つことがあれば、その時に何を残せるかいつも考えてしまいます。

ネット問い合わせ対策・・・これでおしまい

SUUMOにてネット問い合わせ対応不可の旨を物件広告に3度書いても、まだネット問い合わせが来ます。ほとんどが具体性の無い問い合わせです。最近はもうメールを返していません。これでクレームが来るようなら撤退します。

 

いったいどのような層なんでしょうね。わざわざメールから入るので、不動産屋を警戒している層なのかと最初は思いましたが、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを記載したうえで問い合わせが来るわけですよ。

 

文章を読む気が無い、文章を理解できない、文章を読む忍耐力が無い・・・この辺の可能性がある気がします。であれば、なおさら取引リスクが高くなるのでは・・・と考えてしまいます。どちらにしろ、時間の無駄に終わることが多過ぎるので、今後もメール返信はしません。すみません。※私のメール対応に関する考えは、これまで何度かこのブログで述べています

【定期】ネット(メール)問い合わせは対応不可

 

その代わり、他の不動産屋・営業マンが引き受けないような案件(複雑・時間がかかる・低単価等)も極力引き受けるようにしてきました(最近は忙しいので新規案件の受付はストップしています)。

誰でも得意分野・苦手分野があるはずです。私のような一人でやっている不動産屋は、弱点・苦手の克服よりも、強みを更に伸ばすべきだと考えています。尖った存在になる、洗練化と言い換えられるかも知れません。

昨日の豪雨災害

昨日の北部の豪雨災害、私の自宅周辺も影響がありました。私の自宅は無事でしたが、すぐ近所が陥没したり、プレハブ建物が流されていました。隣の比地区は床上浸水までしていて、平家の半分ぐらいまで浸かっているお家もありました。流された人や怪我人はいないようなので、そこは安心しました。

43年生きてきましたが、奥間川・比地川が氾濫するのを始めて見ました。沖縄は山から海までの距離が近いので、ここまでの川の氾濫は起きないと思っていましたが、ほんと何があるか分かりませんね。近年売りに出ていた家2軒も水に浸かっていました。川近くの物件の重説は、ハザードマップで指定が無くても氾濫は無いと思っていても、留意点としてしっかり記載せねばと考えを改めました。

あと、母は出勤途中で冠水した道路に突っ込んで車が故障しました。保険証券を確認したら車両保険に入っていない始末。稼いでもお金がどんどん手元からすり抜けるこの人生・・・ほんと、金は天下の回りものとはよく言ったものです。

比地の売地(山の畑)を週末に案内予定ですが、現地へ行く林道のルート3本すべてが土砂崩れで、現地へ辿り着けませんでした。林道の復旧は時間がかかりそうです。そのことをお客様へ説明しましたが、非常に礼儀正しいご対応でしたので安心しました。

複雑な案件や急ぎの仕事もあるなかで、災害の対応までとなるとさすがに疲れます。新規案件はまだしばらく引き受けられません・・・

 

↓ 自宅近所の道路

営業手法を模索

毎年この時期になると、12月の営業DMの準備に取り掛かっていました。年末年始に親族で集まる際に「不動産を売らないかとDMが来ていたよ」と話題に上って上手くいけば売却を考えるかも知れないという目論見です。旧盆前にも同様の動きをしてきました。長年そうしてきましたが、成功事例は1度だけです。なかなか作戦通りにはいきませんでした。上手くやる方法はあったかも知れませんが、もう今後やるつもりはありません。

 

いろいろ営業手法を試してきましたがほとんどが失敗です。不動産業者は数が多いし、営業手法は先人が散々やりつくしてきたと思います。しかし、自分だけの勝ちパターンを見つけたい。それを未だに夢見ています。

 

最近、犬を仕事にも連れ回しています。名護拠点を引っ越しして新環境に慣れていないのがその理由です。長時間の留守番は犬にはまだ難しいようです。先週から涼しくなったし、日によっては営業先で車に待機させても大丈夫です。事務所には相変わらず猫もいます。もうこうなったら、犬猫が営業に寄与するパターンを模索します!

健康第一

相変わらず手一杯の状況ですが、紹介・リピーターのお客様からのお仕事依頼は極力引き受けるようにしています。これまでの生き様が評価された気がして嬉しいことです。大変ありがたいことなので、無理してでも時間を割くようにしています。今期から新規営業はやっていませんが、逆に仕事が舞い込んできています。ほんと不思議なもので、世のなか逆説的なことで溢れています。しかし、いくら売物件を預かろうが、成約しないと意味がありません。単価も安かったら飯を食っていけません。忙しくなろうが、売上自体は相変わらず低空飛行ですよ。

 

独立して4年半になりますが、体調不良になったのは一日だけ(腸炎)です。毎日仕事をしていることが健康に寄与しているのかも知れません。私は営業能力が低いと自覚しており総合力で勝負する派です。私のしょぼい優位性はいくつかありますが、やはり健康ですよ。無事之名馬です。打席に立たないことにはチャンスが巡ってきません。

行くだけ

今日は決済でした。決済は大体午前に組むので、午後からは自由時間としがちです。

ひとつの取引が完結して安心すると一休みしたくなります。

しかし、8月から多忙なので決済後も休むことなく仕事をこなしています。

 

私一人で仕事をしているのですべての決定権は自分にあります。

独立してからは毎日出社していますが、「いつでも休める」と思うと逆に頑張れます。

まだまだ一筋縄ではいかないことだらけですが、一つ一つクリアして前に進んでいます。行くだけです。

 

 

カオスな日々

相変わらずカオスな状況です。とにかくやることが多過ぎます。

優先度としては、

①急ぎで現金化する必要がある案件(売主がお金に困っている)

②売出す前の問題解決(解決しないと売出し出来ない)

③依頼順

といった感じです。

 

けっこう難しい局面を私のファインプレーで乗り切ることもありますが、その辺は同業者しか気付かないでしょうね。たまにそれに気付いた同業者に褒められることがありますが、超絶嬉しいです。依頼人にとっては不動産屋はサクッと問題を解決してくれるのが当たり前みたいな感覚だと思います。私が恩着せがましく依頼人へアピールするのも違うと思うし、自分で自分を褒めるだけです。

 

●私のジンクス・・・【イベントがある時はクソ忙しくなりがち】

私のこれまでの人生、そんな感じです。旅行、御祝い事、地域行事等があるときは大体仕事に支障が出ます。1年は365日あるはずなのに、イベントの時に限ってピンポイントで多忙を極めます。

で、今回は名護拠点の引っ越しを仕事と同時並行でこなしています・・・しかも私が望んだ引っ越しではないという点もクソポイントが高いです。

そんな人生なので、イベントは好きではありません。平和な日常を愛おしく思います。飲み会は2時間で切り上げたいし、旅行に行きたくないし、祭りにも参加したくない。刺激は仕事だけで充分です。今はただ読書しながら犬猫とゆっくり過ごす夜が来ることを望んでいます。

ネット問い合わせ対策・・・その後

 

 

②のコメントを倍に増やしたんですけどね・・・それでもきますね。

問い合わせメールに気付いたらすぐに返したい衝動に駆られます。

後で返そうとすると、頭の片隅にその意識があるだけでも認知資源がガリガリ削られる感覚があります。疲れます。

今日は①の文言を追記しました。それでもネット問い合わせがくるなら完全に諦めます(›´ω`‹ )

草刈りの人生

9月から昨日まで雨の日が続いていたなか、久々に今日は晴れ予報でした。満を持して除草剤を撒く作業を行ったのですが、作業切り上げと同時にポツポツ雨が・・・そのまま本格的な雨が降って退散しました。そんな人生です。雨雲レーダーを見るべきでした。

 

しばらく草刈り・除草剤散布が出来なかったので、手が空いたら作業しまくります。過去2年連続して11月に成約が多かったので、今年もそれを願って頑張ります。お金が貯まったら中古の軽トラと草捨て用の山(100万円以内)を買えたらなと妄想しています。

 

●余談

愛用の草刈り機は、マキタの電動式(14.4V)です。5台限定セールで2.5万円ぐらい(バッテリー1個付き)で買ったような気がします。2013年から使っています。初代バッテリーは今でも現役です。バッテリー4個で1時間半ぐらい作業できます。電動式は力が弱いと言われていますが、ススキや直径3㎝ぐらいの木もガンガン切れます。エンジン式は燃料の調達・管理が面倒くさいし、不動産屋が日頃の物件管理をする程度なら電動式で問題ありません。11年も使えれば完全に元は取っています。やんばるの男は草刈り機必須のなか、コスパの良い資産だと考えます。

【定期】ネット(メール)問い合わせは対応不可

6月からSUUMOさんで売出し広告を出していますが、ネット問い合わせを無効化できないのが私にとって負担になっています。このブログでも何度か書いていますが、メール返信は時間を奪われるわりには成果が期待できないので対応不可にしています。私の認知資源が奪われっぱなしで他の仕事に悪影響が出ます。物件を預けてくださる地主さんや真剣にご検討いただいているお客様のために時間・労力を割きたいです。また、私も利益を上げないと生きていけません(切実)。

 

メール問い合わせ

 

電話で話せば3分で済むことが、メールだと数日かかりがちです。私は「安全で円滑な取引」をこころがけていて、メール対応は「円滑な」という部分に反する傾向があるわけです。円滑ではない取引はトラブルが生じるおそれが高まるので、結果的に安全ではない取引になりかねません。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

●余談

SUUMOにネット問い合わせは行わない旨を記載していますが、それでもネット問い合わせが来ます。なる早でメールを返しますが、ほとんど返事はありません。今日は少し文言を変えて、かつ2度同じ文言を広告の説明文に追記しました。これで目に入る確率が2倍高まると思いますが、それでもネット問い合わせは減らないと思います。もう諦めています。

移動中あるある

車で移動している時に限って電話があります。

常に会社の電話をスマホへ転送しています。

電話はハンズフリーで対応しています。

 

最近は移動の頻度と長距離運転が多いのもあって、ほとんどの電話は運転中の対応になっています。

絶対、移動していない時間の方が長いはずなのに、なぜ運転中に電話があるのか。謎です。

昨日なんて、許田の料金所から高速道路に入った瞬間に電話がありました。

ゲン担ぎで一日中運転していた方がいいですかね。

幽霊の話

幽霊を見たことはありますか?

私は一度だけあります。

20歳頃に昼寝していて人生初の金縛りにあった時のことです。

仰向けに横たわる私の1.5m程上を、両腕と下半身がない日本兵が旋回していました。

しばらくして体が動くようになったと同時に幽霊の姿は消えました。

 

心臓はバクバクしていましたが、その時に幽霊が見える理屈が分かり、スッキリした感覚がありました。

人は恐怖の極限の際に自分が恐れているモノを見るということです(私の場合は金縛りがきっかけになった)。

私が幼い頃に親戚の家で恐る恐る読んだオカルト系雑誌。心霊写真特集の中で一番怖くて衝撃を受けたのが、サイパン旅行の記念写真に写る両腕と下半身がない日本兵でした。

それが恐怖の原体験となり、十数年の時を経て金縛り状態の私の目の前に現れたわけです。

 

そんな話をお客様と話していたら、「人は自分が理想とする幽霊像を見る」というお客様の名言が出ました。

あまりにも的確な表現で笑っちゃいました。

たしかに、原始人の幽霊って聞いたことないですよね。

せいぜい過去に遡っても戦国時代の落ち武者ではないでしょうか。

しかし、戦国時代の農民の幽霊って聞いたことはありません。

沖縄だと芭蕉布をまとった幽霊の話ってないですよね。

幽霊は自分がイメージしやすい姿をしているはずです。

こうあって欲しいという姿で目の前に現れるのではないのでしょうか。

 

●余談

東京の下町で働いていた時に、異様に事故物件を気にするお客様を接客しました。

こちらが提案する度に事故物件じゃないよね?と聞いてくる方でした。

そのお客様が希望するエリアは、関東大震災で85%が焼失し、東京大空襲でほぼ全焼したエリアでした。

そんなに気になるならこのエリアはダメでしょとツッコミたかったのですが、それを言うとトラブルになりかねないので自重しました。

 

●余談2

不動産業界には「生きている人間の方が怖い」という格言があります。

賃貸管理会社の方の大半はそう実感するのではないでしょうか。

幽霊よりも、幽霊が部屋にいると訴えてくる人の精神状態の方が怖いです。

私が知っているケースだと、幽霊が見えると騒ぎだして本土の実家へ戻り、帰ってきた2カ月後には攻撃的な性格になっていました。

服装も派手な色使いに変わって、心理学の先生に聞くと、それは攻撃性の発露ではないかとのことでした。

 

●余談3

私は目に見えないものは信じませんが、あえて信じるという態度を取っています。

故人からの視線を感じて生きています。

なので、悪いことをしているつもりはありません(生きている以上、誰かを不快にしたり迷惑をかけているかと思いますが)。

宗教を持たないので自分を律するためにも必要な概念かと考えています。

水木しげるさんが語った幸福の七カ条に、「目に見えない世界を信じる。」というものがあります。

片腕を失う程の死線を生還し、ゲゲゲの鬼太郎で沢山の妖怪を描いた方が語る言葉です。この言葉を大切にしています。

 

●余談4

二度目の金縛りの時は幽霊が現れませんでした。おそらく、幽霊が見える理屈が分かったからでしょう。

ちなみに、同級生が金縛りにあったときは、壁からピエロの上半身が出てきて腹筋をしていたそうです(笑)

これはIT(イット)というホラー映画のピエロだと思います。その同級生と一緒にその映画を見たことがありますから。

同級生にとってはそれが理想の幽霊像だったのでしょう。

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