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合理化の動機は非合理

事業をしているなかで理不尽なことが多々ありますが、被害者になったら終わりです。被害者意識が自分の人生を好転させることは無いと考えています。災い転じて福となす、怪我の功名、逆境を跳ね返す、カウンターパンチを狙う、貸しを作ったことにしてこちらに都合の良い要求を通す、そんな感じで考えています。ハンデを背負った・被害を受けた等の状況を塗り替えるわけです。最終的にトータルで考えてプラスとなればいいなと。そんなに上手くはいかないですけどね。

 

正直、犬を抱えながらの仕事は非合理の塊です。分離不安があるので、外出するときは片手に抱えながら移動しています。私が望んで迎えたわけではありませんが、ほぼすべて私が面倒を見ています。私が三代目の飼い主ということからも分かるように、手のかかる犬なので困るのですが、私は最後まで面倒を見ますよ。犬の散歩が起因となって猫を拾うことにも繋がったし、非合理な状況は拡大しています。猫はそんなに手がかかりませんが、ご飯やトイレ、一緒に遊ぶ時間が、毎日私の時間や脳のメモリーを少しずつ削っています。仕事に振分けられたはずの時間・脳のメモリーが損失となっています。

 

最終的には犬・猫の介護があるでしょうね。その頃にはプラスして母、伯母の面倒も見なければなりません。サラリーマンでは時間的にも金銭的にも無理です。やはり事業や投資で成功するしか道はありません。飲み会には滅多に参加しないし、いろいろ失うのは覚悟のうえで合理化を追求します。その結果が顧客の利益にも繋がると考えます。

 

非合理の塊。それでも愛おしいです。この先どうなるか分かりませんが、事業で飯を食えて犬猫がそばにいる生活を送っている今の状況は、後で振り返れば幸せだったと感じるのかも知れません。

残してくれた人に感謝

不動産売買の世界では、売主と買主がいます。売主は財産を売却して過去から続く流れを区切ることとなり、買主はこれから活用だったり未来に向けての動きになります。何かが終わり、何かが始まるわけです。

 

親や祖父母が残した不動産の売却をお手伝いした後に思うことは、親や祖父母の偉大さです。数十年前に買った不動産がお金に変わって、それが有効活用されたり、困った状況を助けたりするわけです。すごくないですか?亡くなってもなお、配偶者や子・孫に恩恵をもたらすことがどれだけ尊いか。他人事とはいえ、一人で勝手に感動しています。私は子どもがいませんが、私が妻より先立つことがあれば、その時に何を残せるかいつも考えてしまいます。

ネット問い合わせ対策・・・これでおしまい

SUUMOにてネット問い合わせ対応不可の旨を物件広告に3度書いても、まだネット問い合わせが来ます。ほとんどが具体性の無い問い合わせです。最近はもうメールを返していません。これでクレームが来るようなら撤退します。

 

いったいどのような層なんでしょうね。わざわざメールから入るので、不動産屋を警戒している層なのかと最初は思いましたが、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを記載したうえで問い合わせが来るわけですよ。

 

文章を読む気が無い、文章を理解できない、文章を読む忍耐力が無い・・・この辺の可能性がある気がします。であれば、なおさら取引リスクが高くなるのでは・・・と考えてしまいます。どちらにしろ、時間の無駄に終わることが多過ぎるので、今後もメール返信はしません。すみません。※私のメール対応に関する考えは、これまで何度かこのブログで述べています

【定期】ネット(メール)問い合わせは対応不可

 

その代わり、他の不動産屋・営業マンが引き受けないような案件(複雑・時間がかかる・低単価等)も極力引き受けるようにしてきました(最近は忙しいので新規案件の受付はストップしています)。

誰でも得意分野・苦手分野があるはずです。私のような一人でやっている不動産屋は、弱点・苦手の克服よりも、強みを更に伸ばすべきだと考えています。尖った存在になる、洗練化と言い換えられるかも知れません。

昨日の豪雨災害

昨日の北部の豪雨災害、私の自宅周辺も影響がありました。私の自宅は無事でしたが、すぐ近所が陥没したり、プレハブ建物が流されていました。隣の比地区は床上浸水までしていて、平家の半分ぐらいまで浸かっているお家もありました。流された人や怪我人はいないようなので、そこは安心しました。

43年生きてきましたが、奥間川・比地川が氾濫するのを始めて見ました。沖縄は山から海までの距離が近いので、ここまでの川の氾濫は起きないと思っていましたが、ほんと何があるか分かりませんね。近年売りに出ていた家2軒も水に浸かっていました。川近くの物件の重説は、ハザードマップで指定が無くても氾濫は無いと思っていても、留意点としてしっかり記載せねばと考えを改めました。

あと、母は出勤途中で冠水した道路に突っ込んで車が故障しました。保険証券を確認したら車両保険に入っていない始末。稼いでもお金がどんどん手元からすり抜けるこの人生・・・ほんと、金は天下の回りものとはよく言ったものです。

比地の売地(山の畑)を週末に案内予定ですが、現地へ行く林道のルート3本すべてが土砂崩れで、現地へ辿り着けませんでした。林道の復旧は時間がかかりそうです。そのことをお客様へ説明しましたが、非常に礼儀正しいご対応でしたので安心しました。

複雑な案件や急ぎの仕事もあるなかで、災害の対応までとなるとさすがに疲れます。新規案件はまだしばらく引き受けられません・・・

 

↓ 自宅近所の道路

営業手法を模索

毎年この時期になると、12月の営業DMの準備に取り掛かっていました。年末年始に親族で集まる際に「不動産を売らないかとDMが来ていたよ」と話題に上って上手くいけば売却を考えるかも知れないという目論見です。旧盆前にも同様の動きをしてきました。長年そうしてきましたが、成功事例は1度だけです。なかなか作戦通りにはいきませんでした。上手くやる方法はあったかも知れませんが、もう今後やるつもりはありません。

 

いろいろ営業手法を試してきましたがほとんどが失敗です。不動産業者は数が多いし、営業手法は先人が散々やりつくしてきたと思います。しかし、自分だけの勝ちパターンを見つけたい。それを未だに夢見ています。

 

最近、犬を仕事にも連れ回しています。名護拠点を引っ越しして新環境に慣れていないのがその理由です。長時間の留守番は犬にはまだ難しいようです。先週から涼しくなったし、日によっては営業先で車に待機させても大丈夫です。事務所には相変わらず猫もいます。もうこうなったら、犬猫が営業に寄与するパターンを模索します!

11月10日(日)は交通規制に注意

毎年のことですが、11月10日(日)はツール・ド・おきなわ(自転車レース)のため、名護市を中心とする北部一帯は交通規制がかかります。

つまり、物件案内は出来ませんのでご留意ください。

 

◆交通規制の概要

http://www.tour-de-okinawa.jp/PDF/2024/2024trafficcontrol_j_henko.pdf

健康第一

相変わらず手一杯の状況ですが、紹介・リピーターのお客様からのお仕事依頼は極力引き受けるようにしています。これまでの生き様が評価された気がして嬉しいことです。大変ありがたいことなので、無理してでも時間を割くようにしています。今期から新規営業はやっていませんが、逆に仕事が舞い込んできています。ほんと不思議なもので、世のなか逆説的なことで溢れています。しかし、いくら売物件を預かろうが、成約しないと意味がありません。単価も安かったら飯を食っていけません。忙しくなろうが、売上自体は相変わらず低空飛行ですよ。

 

独立して4年半になりますが、体調不良になったのは一日だけ(腸炎)です。毎日仕事をしていることが健康に寄与しているのかも知れません。私は営業能力が低いと自覚しており総合力で勝負する派です。私のしょぼい優位性はいくつかありますが、やはり健康ですよ。無事之名馬です。打席に立たないことにはチャンスが巡ってきません。

契約書・領収証が無い

 

結論:不動産を買った時の契約書・領収証は絶対に保管してください

 

不動産を売るときの残念あるある第1位が【買った時の契約書・領収証が無い】ことです。

実際の計算は諸経費を算入しますが、分かりやすく大まかな話にします。

 

40年前に1,000万円で買った土地を2,000万円で売った場合、

買った時の契約書・領収証があれば利益が1,000万円なので譲渡所得税は利益の20.315%で2,031,500円です。

買った時の契約書・領収証が無い場合は、みなし取得費である売買価格の5%(100万円)だけが控除されて、利益は1,900万円とみなされます。利益1,900万円の20.315%である3,859,850円がこのときの譲渡所得税になります。

その差は1,828,350円になります。

契約書・領収証のある無しでこんなに差が出ます。

領収証は購入したときのものだけでなく、増築・リフォームやブロック塀を築造したときの領収証も経費に算入できる可能性があります。売った時の利益が減るので、譲渡所得税が軽減されます。つまり、手残りが増えます。

 

領収証は全部捨てたという方も多いです。管理が面倒くさいとかで。

管理が面倒くさいなら、箱にまとめて入れるのをおすすめします。

私の祖母はクッキーの缶に権利証やら何やらを保管していました。

今の時代は100均でちょっとしたケースを売っています。それにまとめておけば紛失することは無いでしょう。

 

あとは、私は不動産を売らないから大丈夫と思っている方へ。

あなたが亡くなったら、きっとご家族はその不動産を処分するでしょう。

配偶者・子が売らなくても、孫・ひ孫の代で売るかも知れません。

ご家族に少しでも多く財産を残したいと考えるなら、黙ってクッキー缶へ領収証・契約書・登記識別情報通知(いわゆる権利証)等をぶち込んでください。

行くだけ

今日は決済でした。決済は大体午前に組むので、午後からは自由時間としがちです。

ひとつの取引が完結して安心すると一休みしたくなります。

しかし、8月から多忙なので決済後も休むことなく仕事をこなしています。

 

私一人で仕事をしているのですべての決定権は自分にあります。

独立してからは毎日出社していますが、「いつでも休める」と思うと逆に頑張れます。

まだまだ一筋縄ではいかないことだらけですが、一つ一つクリアして前に進んでいます。行くだけです。

 

 

カオスな日々

相変わらずカオスな状況です。とにかくやることが多過ぎます。

優先度としては、

①急ぎで現金化する必要がある案件(売主がお金に困っている)

②売出す前の問題解決(解決しないと売出し出来ない)

③依頼順

といった感じです。

 

けっこう難しい局面を私のファインプレーで乗り切ることもありますが、その辺は同業者しか気付かないでしょうね。たまにそれに気付いた同業者に褒められることがありますが、超絶嬉しいです。依頼人にとっては不動産屋はサクッと問題を解決してくれるのが当たり前みたいな感覚だと思います。私が恩着せがましく依頼人へアピールするのも違うと思うし、自分で自分を褒めるだけです。

 

●私のジンクス・・・【イベントがある時はクソ忙しくなりがち】

私のこれまでの人生、そんな感じです。旅行、御祝い事、地域行事等があるときは大体仕事に支障が出ます。1年は365日あるはずなのに、イベントの時に限ってピンポイントで多忙を極めます。

で、今回は名護拠点の引っ越しを仕事と同時並行でこなしています・・・しかも私が望んだ引っ越しではないという点もクソポイントが高いです。

そんな人生なので、イベントは好きではありません。平和な日常を愛おしく思います。飲み会は2時間で切り上げたいし、旅行に行きたくないし、祭りにも参加したくない。刺激は仕事だけで充分です。今はただ読書しながら犬猫とゆっくり過ごす夜が来ることを望んでいます。

信頼

最近、いろんな人にお会いしますが、不動産屋の悪評がボチボチ耳に入ります。自分が直接現場を目撃していない悪評は話半分に受け止めていますが、不動産屋が悪いケースも多いのでしょう。

 

過去記事で信頼できる不動産屋の見分け方を書いています。不動産屋としては広告のNGワードである「絶対」「100%」「完璧」等を使うのに抵抗があるのですが、この見分け方は100%の精度があると思っています。ぜひご参考にしてください。

信頼できる不動産業者の見分け方

 

●余談

信頼できる不動産屋と巡り会えたら、今後の物件探しはその担当の人に「仲介」に入ってもらうといいですよ。気になる物件があれば、その人を通して紹介が可能かを聞くといいです。他社が出している物件でも、「仲介」というかたちで物件を紹介できます(たまにできないケースもあります)。

 

●余談2

私を信頼できないと判断したけど、当社が広告に出している物件が気になる・・・という方は、信頼できる他社さんを仲介に入れてください。結局は私が取引に関わることになりますが、他社さんが間に入れば安心できることでしょう。

 

●余談3

悪評の原因をたどると、お金が無いことに繋がることが多いようです。お金欲しさに悪いことをしているわけです。私は、資金が不足する前に会社を閉める覚悟が出来ていますし、何かきっかけがあればいつ辞めてもいいと考えています。生きる手段は他にもあります。

新規のお仕事は受付停止中です・・・

すみません、しばらく手一杯です。

急なご案内等は他社さんを紹介します。

あらかじめご了承くださいませ。

 

けっして儲かっているわけではありません・・・

売上に直結しないことだらけです。

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